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2018年11月 北海道歯科医師会「防災グッズの中に、口腔ケア用品は入っていますか?」

 東日本大震災では、地震発生から約1~2週間後に肺炎で死亡した人の数が最も多く、阪神・淡路大震災において、災害関連死は922人もおり、最も多かったのは肺炎(24% 223人)でした。関連死のうち81.3%が65歳以上の高齢者でした。

 災害時の口腔ケアは、口臭、むし歯、歯周病の予防だけでなく、高齢者の方にとっては肺炎を防ぐ手立てになります。

 特に災害時は、水が貴重となる避難生活で口腔内を清潔に保てなくなると、いつも以上に口の中の細菌が繁殖したり、入れ歯の紛失で食事がうまくできず、栄養障害や避難生活の疲れで、免疫力が低下したりと悪条件が重なります。

 繁殖した細菌が唾液や食べ物などと一緒に気管に入ってしまい「肺炎(誤嚥性肺炎)」を起こしやすくなります。

 歯ブラシ・フロスはもちろんのこと、今では、水なしで歯みがきができるもの、洗口液、入れ歯を清潔に保つものなど、いろいろなものがあります。
 ご自分の状態、用途にあった口腔ケア用品を防災グッズに追加してください。