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メールマガジン87号(2019年2月5日)

インフルエンザと口腔ケア  北海道歯科医師会

 インフルエンザによる直接死因別死亡数は年間2,000名前後ですが、併発した肺炎等も含めた関連死亡者数は1万人以上であろうと考えられています。
 
 高齢化の日本では、インフルエンザで死亡する方の80%が高齢者と言われており、今後ますますインフルエンザ予防が重要となります。
 
 インフルエンザにかかる発端はインフルエンザウイルスが体の中に入ってくることですが、食道を通過して胃まで達したインフルエンザウイルスは、酸(胃酸)に弱く感染はしません。そのためウイルスが鼻孔や口腔より侵入して、気道粘膜の表面の上皮細胞に侵入し急激に増殖するのを食い止めなければなりません。
 
 インフルエンザ対策として「手洗い」「うがいの徹底」や「マスクの着用」などが重要ですが、「歯みがき・口腔ケア」も予防効果を高めると言われています。
 
 口腔内の細菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくし、増殖と拡散させる酵素を出すため、不潔にするとインフルエンザにかかりやすく、重症化しやすくなりますので、日頃からブラッシングや舌みがきなどで口腔内をきれいに保ち、細菌を除去しておくことが大切です。