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2018年 2月 北海道歯科医師会「インフルエンザ予防には口腔ケア!!」

 厚生労働省の1月26日の発表によると、インフルエンザの推計患者数は全国で約283万人で、調査を始めた1999年以降最多となりました。

 インフルエンザは口や鼻からウイルスが入ってくることで感染します。喉の粘膜などはもともとウイルスが付着しにくい仕組みになっているため、通常であれば、そう簡単に感染することはありません。

 しかし、歯みがき不足や不良で歯垢が残っていると、歯垢から発生する酵素がウイルスを付着しにくくする仕組みを壊してしまうため、感染の確率が高まってしまいます。

 また、歯垢に含まれる細菌には「TLP」と呼ばれるトリプシン様プロテアーゼやノイラミニダーゼというウイルスの増殖を促す酵素を生み出す働きもありインフルエンザに感染しやすい環境を作り出してしまうのです。

 東北大学の研究では、通所介護施設で週1回専門的口腔ケアを実施すると、気道感染症が約3分の1になり、インフルエンザも著しく減少したとのことです。

 口の中を清潔に保つことがインフルエンザ感染を防ぐのです。