バックナンバーvol.151(令和7年3月1日発行)
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協会けんぽ徳島支部「知っとくマガジン」 第151号
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こんにちは!協会けんぽ徳島支部です。
だんだんと春を感じられる季節になってきましたね。季節の変わり目に差し掛かり、体調を崩しやすくなることもあると思いますので、体調管理にはお気を付けください。
今月のトピック
【1】令和7年度 徳島支部保険料率のお知らせ
【2】令和5年度 インセンティブ制度取り組み結果について
【3】徳島支部ジェネリック医薬品の使用割合が80%を超えました!
【4】「令和7年度(令和7年4月1日〜令和8年3月31日)の健診のご案内」を送付します
【5】退職や就職に伴う届け出は5日以内に日本年金機構へご提出ください
【6】保健師・管理栄養士コラム「CKD(慢性腎臓病)をご存じですか?」
☆★☆【1】令和7年度 徳島支部保険料率のお知らせ ☆★☆
(健康保険料率)
令和6年度10.19%→令和7年度10.47%
(介護保険料率)
令和6年度1.60%→令和7年度1.59%
令和7年3月分(4月納付分)から変更となります。
※健康保険料と介護保険料は労使折半となります。
※40歳から64歳までの方(介護保険第2号被保険者)には、健康保険料率に全国一律の介護保険料率が加わります。
※賞与については、支給日が3月1日分から変更後の保険料率が適用されます。
※任意継続被保険者の方は、令和7年4月分の保険料率から変更となります。
徳島支部の保険料率は昨年度から引き上げとなり、全国で2番目に高くなりました。
保険料率の伸びを抑えるためには、「健康づくり」がとても重要です!
まずは、年に一度の健診を受診し、健康状態のチェックから始めましょう。
※令和7年度の健診のご案内はトピック【4】をご覧ください。
▼令和7年度の徳島支部保険料率はこちらから
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/r07/r7ryougakuhyou3gatukara/
▼令和7年度保険料率特設サイトはこちら
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/LP/2025hokenryou/
☆★☆【2】令和5年度 インセンティブ制度取り組み結果について ☆★☆
令和5年度 徳島支部のインセンティブ取り組み順位は総合10位となりました!
この結果、インセンティブ付与条件の15位以内にランクインし、令和7年度の保険料率を軽減することができました!
【インセンティブ制度とは?】
健康づくりに関する5つの取り組みの達成結果に応じて、協会けんぽ47都道府県支部を順位付けし、上位15支部にインセンティブを付与して、皆さまの保険料率が引き下げられる制度のことです。
(例:令和5年度の取組結果→令和7年度保険料率に反映)
〜皆さまにお願いしたい5つの取組〜
①年に一度は健診を受けましょう。
②健診で「生活習慣の改善が必要」と判断されたら、保健指導を受けましょう。
③保健指導の対象者とならないよう、健康的な生活を心がけましょう。
④健診で再検査や治療が必要と判断されたら、医療機関を受診しましょう。
⑤ジェネリック医薬品を活用して、上手に医療費を節約しましょう。
順位をより良くしていくためには、お一人おひとりのご協力が不可欠です。
協会けんぽ徳島支部と一緒に、健康維持・増進に向けた取り組みをお願いいたします。
▼詳しくはこちら
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/tokushima/cat080/kouhou/20191216002/
☆★☆【3】徳島支部ジェネリック医薬品の使用割合が80%を超えました!☆★☆
加入者の皆さま、ジェネリック医薬品の使用に日々ご協力いただきありがとうございます。
多くの方のご協力のおかげで、国が定めた「ジェネリック医薬品の使用割合を80%以上とする」目標を、令和6年9月分のジェネリック医薬品の使用割合にて「80%」を超え、達成することができました!
ジェネリック医薬品は加入者の皆さまの自己負担額の軽減や、医療保険財政にも効果をもたらします。
さらに、平成30年度からは、加入者の皆さまのジェネリック医薬品の使用割合が健康保険料率の決定に影響する、インセンティブ制度が開始されています。
皆さまのご協力が、保険料率の軽減にも繋がります。
今後とも、ジェネリック医薬品の使用にご協力をお願いいたします。
まだ、使用したことのない方はこの機会に使用を考えてみてください。
▼ジェネリック医薬品について詳しくはこちら
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/tokushima/cat080/kouhou/20250205006/
☆★☆【4】「令和7年度(令和7年4月1日〜令和8年3月31日)の健診のご案内」を送付します☆★☆
協会けんぽでは、35歳〜74歳の被保険者の方を対象とした「生活習慣病予防健診」と40〜74歳のご家族(被扶養者)の方を対象とした「特定健康診査」を実施し、健診費用の補助を行っています。(年度内1回限り)
『生活習慣病予防健診』
事業所様へ3月下旬に「令和7年度生活習慣病予防健診のご案内」を送付いたします。
詳しくは、ご案内をご覧いただき、受診を希望する健診機関へ直接お申し込みください。
(受診券、クーポン券等の発行はございません。)
健診費用の補助は、協会けんぽが指定している健診機関での受診に限ります。
『特定健康診査』
対象の方へ、「令和7年度特定健康診査のご案内」と「特定健康診査受診券(セット券)」をご登録いただいている被保険者の方のご住所に、4月1日以降順次送付いたします。
対象機関の中から受診を希望する健診機関へお申し込みください。
※受診の際は、マイナンバーカードや保険証等と共に、「特定健康診査受診券(セット券)」を持参する必要があります。
☆★☆【5】退職や就職に伴う届け出は5日以内に日本年金機構へご提出ください☆★☆
協会けんぽでは、加入者の皆さまがより良い医療を受けることができることから、マイナ保険証の利用を推進しています。
マイナ保険証の円滑な利用には、事業主の皆さまに、資格喪失・取得に関する速やかな届け出にご協力いただく必要がございます。
例年3・4月は、退職や就職に伴う健康保険の資格喪失・取得が多くなりますので、事業主の皆さまにおかれましては、資格喪失・取得があった日から5日以内に、マイナンバーを記載した資格取得届等を日本年金機構へ届け出ていただきますようお願いいたします。
▼就職したとき(健康保険・厚生年金保険の資格取得)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/tekiyo/hihokensha1/20150422.html
▼退職したとき(健康保険・厚生年金保険の資格喪失)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/tekiyo/hihokensha1/20150407-02.html
▼従業員(健康保険・厚生年金保険の被保険者)が家族を被扶養者にするとき
被扶養者に異動(被扶養者が就職したときなど)があったとき
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/tekiyo/hihokensha1/20141202.html
☆★☆【6】保健師・管理栄養士コラム「CKD(慢性腎臓病)をご存じですか?」☆★☆
こんにちは。協会けんぽ徳島支部の管理栄養士です。毎年3月の第2木曜日は「世界腎臓デー」です。今回は、私たちの健康において大切な役割を担っている、まさに『肝腎かなめ』の臓器、腎臓についてお伝えします。
腎臓は腰のあたりに2個あり、そら豆のような形をした握りこぶしくらいの大きさです。小さな臓器ですが、毎日200Lもの血液をろ過して、老廃物を尿として体外に排泄しています。その他にも血圧の調整を行ったり、体内の水分やミネラル、酸性・アルカリ性のバランスを保ったり等と多くの働きをしています。
皆さんは新たな国民病「CKD(慢性腎臓病)」をご存じですか?CKDは、腎臓のはたらきが健康な人の60%未満に低下した状態や、タンパク尿が出るといった腎臓の異常が3か月以上続く状態を言います。初期には自覚症状がほとんどなく、しかし進行すると腎臓が機能しなくなり人工透析治療などが必要になってしまいます。
CKDの原因は様々ですが、高血圧・肥満・脂質異常症・高尿酸血症・糖尿病などの生活習慣病が深く関わっています。また、脳卒中・心臓病・認知症等とも関連しており、国民の健康寿命を損なう要因になっています。成人の8人に1人がCKDで、年齢を重ねるにつれて割合が高くなります。
腎臓を守ることは、脳や心臓を守ることにつながります。生活習慣全体をバランスよく整え、CKDの予防に努めましょう!
【生活習慣見直しのポイント】
・1日に摂取する塩分量を、意識して控える。
・高カロリー、高脂肪食を避ける。
・ウォーキングなど適度な運動を習慣化する。
・ストレスコントロールと十分な睡眠を意識する。
・飲酒は適量を守る。
・禁煙する。
CKDは早期発見し、早期に治療を始めることで進行を防ぐことが期待されます。今一度、ご自身の健診結果を見直してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。