保険料率は、各都道府県の
医療費水準等に基づき、
都道府県支部別に
毎年、決定しています。
都道府県単位保険料率は、都道府県ごとの年齢構成や所得水準の差等を調整した上で、
当該都道府県の加入者1人当たりの医療費に基づいて毎年算出され、改定されています。
健康づくりの取組等で、医療費の伸びを抑えることができれば、保険料率の伸びを抑えることにつながります。
下の日本地図をクリックすると都道府県支部の保険料率が表示されます。
下のリストから都道府県支部を選ぶと、保険料率が表示されます。
みなさまの取組※に応じて、都道府県の保険料率が変わるインセンティブ制度についてはこちら
※特定健診受診・ジェネリック医薬品の使用等
知らないうちに損してる?
医療のかかり方を見直すことで、
自己負担の軽減ひいては医療費の適正化につながります。
本来、休日や夜間は緊急性の高い重症患者や入院患者に対応する時間帯です。この時間帯の自己都合による安易な受診は、自己負担の増加だけでなく、医療スタッフの負担になるとともに本当に治療が必要な方の治療の機会を奪うことになりかねません。
やむを得ない場合以外は、診療時間内に受診するようにしましょう。
従業員のみなさまが病院にいく必要があるときは、
有給の取得を促すなどして、平日昼間に受診しやすい環境構築に
ご協力をお願いいたします。
同じ病気や症状の治療のために複数の医療機関にかかることを「はしご受診」といいます。はしご受診をすると、受診のたびに医療費がかさむだけでなく、同じような検査や投薬が繰り返され体に負担がかかります。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)と同等の有効成分・効能があると厚生労働省から認められている安価なお薬です。
ジェネリック医薬品を使用すると、薬代の負担軽減ができます。
ジェネリック医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望する場合には、「特別の料金」がかかり、自己負担額が増える仕組み(長期収載品の選定療養)が令和6年10月から導入されています。今まで以上に、ジェネリック医薬品を使うことのメリットがあります。
「かかりつけ医」とは、日常的な病気の診断や健康相談などができる身近な医師のことです。同じ医師に継続して診てもらうことにより、病歴、体質、生活習慣等を把握・理解した上での治療やアドバイスが受けられます。 詳しい検査や高度な医療が必要と診断された場合には、適切な大病院や専門医を紹介してもらうことができるので安心です。
「かかりつけ薬剤師・薬局」とは、一人ひとりの服薬状況を把握し、くすりの飲み合わせ(ポリファーマシー)や副作用などの相談ができる薬剤師・薬局のことです。
多くのくすりを服用しているために、副作用を起こしたり、きちんとくすりが飲めなくなったりしている状態のことです。
※単に服用しているくすりの数が多いことではありません。
詳しくはこちら >(一般社団法人くすりの適正使用協議会のウェブサイトに遷移します)
出典:一般社団法人くすりの適正使用協議会
協会けんぽは日本最大の医療保険者として、また被用者保険の最後の受け皿として、加入者のみなさまが末長く安心して良質な医療を受けられるよう、持続可能性の観点を踏まえた安定的・効率的な運営を行うとともに、加入者のみなさまの健康増進に取り組んでいます。こうした取組を通して、SDGsに貢献していきます。
SDGs(持続可能な開発目標)とは、国連で採択された17の目標により構成される2030年までの国際目標です。
従業員のみなさまにも、この協会けんぽのwebサイトをご覧いただき上手な医療のかかり方や健康づくりについてご理解いただくようお声がけをお願いします。
また、健診受診の積極的なお声がけをお願いいたします。