日常生活で運動量を増やす方法(令和4年11月)
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探してみよう! 日常生活にある「運動チャンス」
運動は継続することがもっとも大切です。しかし、働きざかりの世代は、公私ともに自分の時間が少ない世代。
そこで、日常生活の中で運動チャンスを見つけて、こまめに体を動かしましょう。
 | “ちょっとキツイ”と感じるくらいが効果的!※無理はしないように |
●歩幅を今までより広くして、速く歩く
●積極的に階段を使う
●テレビを観ながら・歯みがきをしながらスクワット
●待ち時間などを利用して、かかとの上げ下げや足踏みをする
●外出先で、車はなるべく遠くにとめる
●イスに座って足上げ |  
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※安全に配慮し、ご自身のペースで行うようにしてください。
※運動制限を受けていたり、治療中や体調のすぐれない場合は、医師に相談してから行ってください。
運動できないときほど食事のカロリーに注意!
運動できないときは、食事のカロリーに気をつけるようにしましょう。
たったひと口分のカロリーでも、運動で消費するのは大変です。
お酒やごはんなどの炭水化物、間食などは、忙しいときほど気をつけましょう。
30分のウォーキングで消費できるカロリー ●ビールなら、中ジョッキ半分 ●ごはんなら、茶碗1/3 ●クッキーなら、2枚 |
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健康づくりのための | 
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日常生活の中で、
今より10分多く(+10)体を動かすことを習慣にすることで、生活習慣病などの予防に役立ちます。
| は健康長寿への第一歩 |
日本人の平均寿命と健康寿命の差が、男性で約9年、女性で約12年もあることがわかりました。
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。つまり、一生のうち
「日常生活に制限のある期間」が約10年もあるということです。
人生100年時代。毎日の暮らしを元気に楽しむためにも、ぜひ+10を!

監修●名古屋大学大学院医学系研究科 特任教授 柴田玲