1.糖尿病はどんな病気?
2.糖尿病はなぜ恐いの?
【糖尿病性網膜症】
眼底の血管の障害を引き起こし、ものが見えにくくなります。失明することもあります。
【糖尿病性神経障害】
末梢神経の障害を引き起こし、全身にさまざまな症状をもたらします。症状は足のしびれや痛みから始まることが多く、重症の場合は足の神経が麻痺します。また、壊疽を起こし、足の切断を余儀なくされることもあります。
【糖尿病性腎症】
腎臓機能の障害を引き起こし、タンパク尿やむくみが現れます。進行すると慢性腎不全に陥り、人工透析が必要となることもあります。
糖尿病は、代表的な生活習慣病です。そのため、危険因子の多くは、生活習慣の改善により減らすことができます。
健診では、血液検査の結果から血糖値を知ることができます。検査の種類は以下のいずれかです。
①「空腹時血糖」(食後10時間後以上の検査の場合)
②「随時血糖」(食後3.5~10時間後の検査の場合)
③「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」
健診結果を見て、血糖値が基準より高かった方は食生活を見直し、適度な運動や禁煙、ストレス解消等を心がけましょう。
いかがでしたか?今回は「糖尿病」についての配信でした。
自覚症状が現れにくいからこそ、毎年健診を受診して結果を比較すること、そして適切な生活習慣を心がけることが必要です!思い当たる部分から、少しずつ改善してみましょう。
次回の配信をお待ちください!
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厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット>健康用語辞典>生活習慣病予防>糖尿病
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-048.html