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福島支部

どうしてこんなにお腹が空くの!?



〇お腹が空いても、それは「偽の空腹感」かも!?

 血液中に流れるブドウ糖は「血糖」と呼ばれ、体内に運ばれます。この血糖が減ると、人は空腹を感じます。気をつけたいのは「偽の空腹感」。通常、食べ物の消化には、35時間かかりますが、食後2時間しか経っていないのに、お菓子や料理を見て「食べたい!」と思ったり、仕事や家事の合間に、甘いお菓子に手が伸びてしまうことはありませんか? これらは視覚やストレスなど、外的要因による偽の空腹感です。「お腹が空いた」と感じた時は、食後何時間経過しているか、本当にお腹が空いているのか、よく考えてから食べるように心がけましょう。




〇血糖の急降下による「空腹感」にご用心

 朝食や昼食はパンやおにぎりだけ、という人も多いかもしれません。炭水化物を過剰に摂取すると、血糖値が急激に上昇するので、それに反応しインスリンが大量に分泌されます。血糖値が急激に下がることで、「お腹が空いた」と感じます。このように、急激に血糖値が上昇し下がる現象は「血糖値スパイク」あるいは「食後高血糖」と呼ばれ、糖尿病や動脈硬化など、さまざまな生活習慣病のリスクを高めるとされています。血糖値スパイクは、食後の血糖値だけ大幅に上昇するので、空腹時血糖値が正常な場合、見逃されがちです。「隠れ糖尿病」である疑いもあるので注意しましょう。


 

食後高血糖について詳しくはこちら

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-086.html

(『厚生労働省e-ヘルスネット』)

 



〇今からできる、血糖コントロール

 糖尿病などの生活習慣病を防ぐためにも、普段から血糖値を上げない食べ方を意識しておくことが大切です。



<血糖値を上げない食べ方のコツ>

1.食べる順番は「野菜」から

糖分の吸収が遅くなり、血糖値の上昇を抑えます

 

2.おかずをしっかり取る

おにぎりやパンなど、主食だけにならないように

 

3.ゆっくりと、よく噛んで

早食いやドカ食いは血糖の急上昇につながります

 

4.食後に10分程度のウォーキングを

糖分の吸収が抑えられます。散歩や買い物でもOK

 

一日三食を心がけ、欠食をなくすことも大事です。食事を抜くことで食べる量が増えることも食後高血糖につながります。食べ過ぎたと感じたら、次の一食を軽めにする、など工夫しても良いでしょう。美味しい食べ物が増える季節、食べる量やタイミング、食べる順番などを意識して健康な体づくりを意識して暮らしてみてはいかがでしょうか。

 


 

 


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