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徳島支部

卒乳のタイミングと方法


歯科健康コラム



第14回


卒乳のタイミングと方法

 

 母乳やミルクだけに頼っていた赤ちゃんが、初めての誕生日を迎えるころには、次々に生えてくる乳歯を使い、かんで食べる力を身に付けていきます。成長や健康を守るためには、食事から栄養を取ることがとても大事です。このころが、母乳やほ乳瓶を卒業する「卒乳」の時期ですが、歯が生える時期や幼児食への移行には個人差があり、「卒乳」のタイミングは千差万別です。


 そろそろ母乳や哺乳瓶をやめさせたいけれど、子どもがやめないと、ついイライラしたり不安になったりすることもありますね。 哺乳瓶でミルクや乳酸飲料、スポーツドリンクなどを飲ませながら寝かしつける習慣が続くと、上の前歯を中心にむし歯ができやすくなります。 これを「哺乳瓶むし歯」といいますが、寝ている間は唾液があまり出ないので、飲み物の糖分が歯の周りにたまるために起こります。母乳をあげている場合も同じです。上の前歯の表面が白く濁ってきたら要注意です。


 「卒乳」には二つの方法があります。一つは自然な流れでの卒乳。欲しがる間はずっとあげて、赤ちゃんの方から離れていくのを待つ方法です。1歳を過ぎるころには、言葉の意味が少しずつ分かるようになります。言葉でのコミュニケーションを大切に、寝る前にお話を聞かせてあげたり、子守歌を歌ってあげたりして、授乳以外の触れ合いで赤ちゃんが満足するものを探っていけたらいいですね。


 もう一つは、目標を決めて親子で頑張る方法です。まず、飲み物をコップで飲む練習を始めましょう。上手に飲めるようになってくると、哺乳瓶を使っての授乳や母乳をあげる回数を少しずつ減らしていきます。そして、この日からと決めて思い切ってやめます。しばらくは欲しがって泣いたりぐずったりする子が多いですが、抱っこしたり遊んだりして乗り切りましょう。


 自己主張を始めるこの時期は、何でも自分でやってみたいときです。食後に歯ブラシを持たせてあげましょう。お母さんや家族も磨くとやりたがるでしょう。 

 

    よ坊さん

日本歯科医師会PRキャラクター「よ坊さん」

     一般社団法人 徳島県歯科医師会 

   常務理事 近藤 宏治 先生

 
 
 


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