2月「かぶとえび団子の煮物」

協会けんぽ鳥取支部の管理栄養士、明石香織が
助手たちと、おいしくてヘルシーな

お役立ちレシピをご紹介します！！

　簡単なのに、見た目も味も優しい“ほっこり煮物”が出来ました♪　

えび
かぶ
にんじん
たまねぎ
しょうゆ
みりん
だし汁

２４０ｇ
２００ｇ
６０ｇ
４０ｇ
大さじ４
大さじ４
６００ｃｃ

「えび」の栄養成分
えびには、血中のコレステロールを下げ、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果のあるタウリンが豊富に含まれています。さらに、血液をサラサラにし、動脈硬化・高血圧を予防する効果のあるＤＨＡ、心筋梗塞や脳血栓、脳梗塞といった血栓症に効果があるＥＰＡも多く含まれます。また、味覚障害を予防する亜鉛や銅などの微量元素も多く、殻や尾には骨粗鬆症予防、骨の強化作用があるカルシウム、便秘や冷え性に効果のあるキチン質が多量に含まれます。高タンパクで低脂肪、糖質はゼロなのでダイエットにも最適と言われています。

「かぶ」の栄養成分
かぶは、白い根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類できて、それぞれの効能が期待できるお得な野菜です。
根は、大根に似た外見そのままに、栄養面でも似た点が多く、米やいも類の炭水化物の消化を助ける酵素・ジアスターゼや、デンプンを分解する酵素のアミラーゼが豊富に含まれています。生で食べると、弱った胃や食べ過ぎ、胸やけに効果があります。煮物にした場合でも、胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防します。葉には、β-カロテンを非常にたくさん含んでいます。ビタミンCも豊富で、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。また、カルシウムやカリウムを多く含んでいます。今回は使用していませんが、実は、根の部分よりも葉の部分の方が、栄養をたくさん含んでいます。