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血液一般

ヘマトクリット値

対象となる健診: 被保険者一般健診被扶養者特定健診 (医師の判断に基づき選択的に実施)

血液は、全身を巡って、からだのすみずみに酸素や栄養を届ける同時に、二酸化炭素や老廃物を回収する役目を担っています。そのため、血液には全身の健康状態がよく反映されます。つまり血液検査は、血液の病気はもちろん、全身の状態を把握するために欠かせない検査といえます。
ヘマトクリットとは、一定量の血液の中に含まれる赤血球の容積の割合をいいます。ヘマトクリット値検査ではこの割合を調べることで、主に「貧血」の有無が分かります。また、赤血球数ヘモグロビン、ヘマトクリットの3つのデータを分析することでどんな種類の貧血が疑われるか、おおよその見当がつきます。
検査は、血液を採取して血液中の赤血球の割合を調べます。  

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

基準値

男性 38.0~48.9%
女性 34.0~43.9%

要治療

男性 35.0%未満  52.0%以上
女性 31.0%未満  46.0%以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

高値

多血症

低値

貧血 出血

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

 

血色素測定

対象となる健診:被保険者一般健診被扶養者特定健診 (医師の判断に基づき選択的に実施)

血色素(ヘモグロビン)量は赤血球中の赤い色素の成分です。酸素と結びつく性質を持っており、ヘモグロビンは酸素運搬機能をもっとも反映する数値でもあります。そのため、赤血球数が正常値でも、ヘモグロビンが不足していると貧血になります。
そこで血色素測定検査は、採取した血液の赤血球中のヘモグロビンの割合を調べることで、貧血の有無を判定します。

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

基準値

男性 13.0~16.6 g/dl
女性 11.4~14.6 g/dl

要治療

男性 12.0g/dl以下  17.6g/dl以上
女性 10.7g/dl以下  15.5g/dl以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

高値

多血症

低値

貧血 出血

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。 

 

赤血球数

対象となる健診: 被保険者一般健診被扶養者特定健診 (医師の判断に基づき選択的に実施)

赤血球は血液中の血球成分の1つで酸素を運ぶ働きがあります。通常、血液中の赤血球はある一定量に保たれていますが、なんらかの原因で赤血球が減少すると、酸素運搬機能が低下して貧血となります。また、赤血球が増加すると多血症となり、血管の流れがわるくなります。
そこで、この数値を調べると貧血などを見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測ることで異常の有無を調べます。 

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

基準値

男性 400~539 (×10⁴/㎜³)
女性 360~489 (×10⁴/㎜³)

要治療

男性 360 (×10⁴/㎜³)未満  580 (×10⁴/㎜³)以上
女性 330 (×10⁴/㎜³)未満  520 (×10⁴/㎜³)以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

高値

多血症

低値

貧血 出血

※要精密検査、要医療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

 

白血球数・血液像

対象となる健診: 被保険者一般健診

白血球は、体内に侵入した細菌やウィルスなどの異物から、からだを守る免疫機能の中心的な役割を担っています。
体内に異物が侵入したときや、白血球を作る骨髄に異常が起きたときは、白血球が急激に増加します。また、白血球を作る細胞のはたらきが低下しているときは、白血球が減少します。
血液像とは5種類からなる白血球の構成割合を表したもので、病気によって構成比率に変化がみられます。
そこで、この数値を調べるとさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測ることで異常の有無を調べます。  

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

基準値

33~89(×10²/㎜³)

要治療

26(×10²/㎜³)未満
110(×10²/㎜³)以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

高値

膠原病 感染症 アレルギー疾患 白血病 がん

低値

膠原病 がん

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

がんに関する詳しい内容は「気になる病気辞典」をご覧ください。 

 

血小板

対象となる健診: 被保険者付加健診

血小板は、血管が破れて出血した際、その血管が再生するまで傷口を塞いだり、血液が固まるように働きかけ、出血を止める役目を果たします。この血小板が増えすぎると、血栓という血の塊ができやすくなり、血管が詰まりやすくなります。逆に少なすぎると、出血した際に血が止まりにくくなります。
そこで、この数値を調べるとさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血小板数を調べます。血小板数の異常な増減には、白血病や再生不良貧血など、重大な病気が関わっていることが多いので、さらに詳しい検査が必要です。

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

基準値

14.0~35.9(×10⁴/㎜³)未満

要治療

11.0(×10⁴/㎜³)未満
45.0(×10⁴/㎜³)以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

高値

赤血球増多症 慢性骨髄性白血病

低値

貧血 急性白血病 血小板減少性紫斑病

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。