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代謝系

空腹時血糖

対象となる健診: 被保険者一般健診被扶養者特定健診

 

血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖のことです。からだは、血糖を主なエネルギー源として活動しています。血糖値は食事をとると上昇し、その後、時間の経過とともに低下します。こうした血糖値の変動は、通常、ある一定の範囲内に収まっていますが、糖尿病予備群(耐糖能異常)・糖尿病の場合は一定の範囲を超えてしまいます。
そこで、空腹時の血糖値を調べることが糖尿病などを見つける手がかりになります。検査は10時間以上絶食した後の空腹時の血液を採取して血糖値を測り、異常の有無を調べます。通常は、検査前日の夜から飲食を控え、翌日の朝に採血します。
空腹時血糖はメタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。
 

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

特定保健指導については、こちらをご覧ください。

基準値

110mg/dl未満

要精密検査

116~125mg/dl

要治療

126mg/dl以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

糖尿病 甲状腺機能亢進症 肝硬変

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

糖尿病の詳しい内容は「気になる病気辞典」をご覧ください。

 

尿糖(半定量)

対象となる健診: 被保険者一般健診被扶養者特定健診

 

腎臓は、血液からブドウ糖などをろ過して、再吸収しています。そのため、通常は尿中に糖は出てきませんが、血糖値がかなり高い場合、腎臓での処理が追いつかず、尿中に糖(尿糖)が出ることがあります。また、稀に再吸収が障害され尿に糖が出ることもあり、これを腎性糖尿病といいます。
そこで、尿糖を調べることが糖尿病などを見つける手がかりになります。
検査は採取した尿に試験紙を使い、紙の変色具合で判定します。色が変わらなければ「陰性」となり、異常なしですが、「陽性」となった場合は糖尿病が疑われます。

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

検査結果に異常がみられる場合に考えられる病気

糖尿病 腎性糖尿病

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

糖尿病の詳しい内容は「気になる病気辞典」をご覧ください。

 

血清尿酸

対象となる健診: 被保険者一般健診

 

尿酸とは、細胞が生まれ変わる際につくられるプリン体という物質が分解されてできた最終代謝産物です。通常、尿酸は尿といっしょに排泄されますが、尿酸が過剰につくられたり、うまく排泄されなくなると、血液中の尿酸値が高くなります。尿酸値が高い状態(高尿酸血症)を放置していると、尿酸が結晶化し、関節部などにたまって炎症を起こし、激痛を伴う発作(痛風発作)が起きます。

血清尿酸検査は、血液を採取して、血液中に含まれる尿酸の量(尿酸値)を調べます。

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

基準値

7.0mg/dl以下

要治療

8.0mg/dl以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

高尿酸血症 痛風

※要精密検査、要医療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

痛風の詳しい内容は「気になる病気辞典」をご覧ください。

 

ヘモグロビンA1c

対象となる健診: 被保険者一般健診被扶養者特定健診

(空腹時血糖の検査が実施できない場合ヘモグロビンA1cで代替可)

 

血糖値が高い状態が続くと、血液中のブドウ糖とヘモグロビン(赤血球の色素成分)が結合し、グリコヘモグロビン(HbA1c)ができます。したがって血糖値が高い状態が長く続くほど、グリコヘモグロビンも多くなっていきます。
そこで、赤血球中のグリコヘモグロビンの比率を調べると過去1~2ヵ月間の血糖値の状態を知ることができ、糖尿病などの手がかりになります。
検査は空腹時血糖値同様、血液を採取して調べますが、食事の影響を受けないので、いつでも検査することができます。
ヘモグロビンA1cはメタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

特定保健指導については、こちらをご覧ください。

基準値

6.0%未満 (NGSP値)

基準値から外れた場合に考えられる病気 

糖尿病 肝硬変 腎機能障害 ホルモンの病気(クッシング症候群、甲状腺機能亢進症など)

※要精密検査、要医療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

糖尿病の詳しい内容は「気になる病気辞典」をご覧ください。