[健康保険給付の申請書]
[任意継続の申請書]
[被保険者証再交付等の申請書]
[医療費のお知らせ依頼]
[交通事故や第三者行為によるケガの届]
[健診の申込書]
対象となる健診:
血液中に含まれるすべてのコレステロールを測定した総量を「総コレステロール」といいます。 コレステロールは、細胞を包んでいる細胞膜の構成成分です。細胞は細胞膜を介して栄養分のやりとりをしているため、コレステロールが不足すれば、この機能がうまく働かなくなってしまいます。また、コレステロールは、ホルモンや胆汁酸、ビタミンKの材料になっており、健康維持に不可欠なものです。 血液中では、コレステロールはVLDLD、LDLあるいはHDLとして運ばれますが、この血液中のコレステロール、特にLDL-コレステロール(悪玉コレステロール)が多くなると、動脈硬化等を進める原因となります。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。 |
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140~199mg/dl
高値
脂質異常症 家族性高コレステロール血症 ホルモンの病気(甲状腺機能低下症、下垂体機能低下症など)
低値
栄養吸収障害、ホルモンの病気(甲状腺機能亢進症など)
※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
対象となる健診: /
中性脂肪は体内にある脂肪の一種です。食事から摂取されたエネルギーの一部は、中性脂肪としていったん体内に貯蔵され皮下脂肪や内臓脂肪となり、体温保持や体を守るクッションの役割を果たします。 普段は体を動かすエネルギー源として糖質が使われていますが、糖質が不足すると、蓄えられていた中性脂肪で補助します。しかし、使われなかった中性脂肪が増えすぎると、動脈硬化の原因になります。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。 メタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。 |
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150mg/dl未満
高値
動脈硬化 脂質異常症 膵炎
低値
肝硬変 低栄養
※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
対象となる健診: /
肝臓で作られたコレステロールは、そのままでは血液中に溶けることができないため、たんぱく質と結合して「リポたんぱく」という粒子をつくって全身の血液中を移動しています。コレステロールの運搬役であるリポたんぱくには、「LDL(低比重)リポたんぱく」と「HDL(高比重)リポたんぱく」があります。そのうち、HDLに含まれるコレステロールを「HDL-コレステロール」と呼んでいます。 HDLは、LDL が全身へ運んだコレステロールのうちで細胞が使いきれなかったものや動脈の壁に付着しているコレステロールを回収して肝臓へ戻す働きがあり、「善玉コレステロール」と呼ばれています。 しかし、HDLが少なすぎると動脈の壁に付着しているコレステロールを回収しきれず、動脈硬化を起こし、やがては血液の通り道を塞いでしまうことがあります。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。 HDL-コレステロールはメタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。 |
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40mg/dl以上
動脈硬化 脂質異常症 慢性腎不全 肝硬変 糖尿病 甲状腺機能異常
※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
対象となる健診: /
「LDL(低比重)リポたんぱく」には、肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ働きがあります。このLDLに含まれるコレステロールを「LDL-コレステロール」と呼んでいます。 しかし、LDLが増えると、血管壁に溜まってしまいます。溜まったコレステロールが、動脈硬化の促進要因になることから、「悪玉コレステロール」と呼ばれています。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。 |
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120mg/dl未満
※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。脂質異常症 動脈硬化 腎臓病 肝硬変