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鳥取支部

食中毒予防のポイント


 最近、芸能人がアニサキスで大変な目にあったと世間を騒がせていますね。
実は、アニサキスなどの寄生虫も立派な(!)食中毒です。毒キノコやフグ、食べられる植物と間違えて毒のある植物を食べてしまうなどの自然毒も食中毒です。さまざまな原因物質によって、食中毒は一年中発生しています。

 さて、皆さん、「バイキン」と聞いてどんな感想を持ちますか?
汚い?触りたくない?なんとなくイメージは悪そうですね。
「バイキン」を漢字で書くと「黴菌」
カビや細菌などの目に見えないもののことを「バイキン」と言います。カビなんて見えるじゃない?と思いがちですが、カビの胞子は目に見えないほど小さくて、食品などに発生するカビは、たくさん集まったものが見えているだけです。

 そうやって考えると、私たち人間は「バイキン」たちとの栄養の取り合い(?!)と言えるのかもしれませんね。目に見えないものたちを知り、賢く食品を取り扱いましょう。

 夏の暑い時期、「食中毒警報発令中」という言葉を聞いたり、目にする機会も増えます。細菌が原因となる食中毒は夏場(6月~8月)に多く発生しています。原因となる細菌の代表的なものは、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。
食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(約20℃)で活発に増殖し始め、人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も早くなります。また、細菌の多くは、湿気を好むため、気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨の時期、細菌による食中毒が増加します。

食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内に侵入することによって、発生します。夏場に多く発生する細菌が原因の食中毒の場合は、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」ことが原則になります。

 手には様々な細菌が付着しています。水で洗うだけでは取り除けません。指の間や爪の間なども、石鹸を使って正しい方法で手を洗いましょう。

 

                                                        管理栄養士 山本恭子

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