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鳥取支部

喫煙による影響が大きいのは男性?女性?


 こんにちは!鳥取県西部地区の事業所を中心に保健指導にお伺いしています、保健師の浜田です。

 健診結果や生活習慣改善について、お話させていただく中で、近年禁煙に取り組んでいらっしゃる事業所様や禁煙の意思を持っておられる対象者様が増えていることに気づきます。
年々、喫煙のルールが厳しくなったり、タバコの値上がりなどが、禁煙を考えるきっかけになっているようですね。

 2016年の全国たばこ喫煙者率調査によると、成人男性の平均喫煙率は29.7。これは50年前の83.7%と比較すると、54ポイント減少したことになります。
これに対して、成人女性の平均喫煙率は9.7%であり、50年前に比べても、ほぼ横ばい状態のようです。

 一般的に知られている喫煙による健康への影響は「がん」「虚血性心疾患」「慢性閉塞性肺炎疾患」などがあります。

 ところが、喫煙による女性の健康への影響は
・卵巣機能の低下により不正月経や無月経などが起こりやすくなる。
・エストロゲンの低下から骨粗しょう症が起こりやすくなる
・子宮頸がんや乳がんの発生に影響する
・不妊症の原因になりうる
・皮膚の老化を早め、シワやシミの発生につながる

このように男性に比べて、女性の方が喫煙による影響が大きいのです。

 2008年4月から、禁煙治療のための内服薬(チャンピックス)が使えるようになりました。
チャンピックスはニコチンパッチなどよりも禁煙効果が高いと言われています。
3ヶ月間の治療や診察代、薬代を含めて、約1万8000円くらいですので、タバコ代と比べても、それほど高額ではありません。

 5月31日は、WHO(世界保健機関)が定める「世界禁煙デー」です。
この日を機会に、皆様もぜひ、禁煙について考えてみてくださいね。

保健師 濱田卓子

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