閉じる
全国健康保険協会
について
こんな時に健保
健診・保健指導
健康サポート
医療費の節約
広報・イベント
PICK UP
閉じる
よくあるご質問
協会けんぽについて
閉じる
閉じる
閉じる
鳥取支部

糖尿病について


 皆さんは日ごろから、ご自分の血糖値を気にしていますか?
健康診断の結果で「血糖値が高めです。」と言われても、特に自覚症状がないからと、そのままにしていませんか?高血糖を放置するとやがて糖尿病を発症します。

 血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量のことで、ブドウ糖は、私たちの体を構成する細胞でエネルギー源として使われます。食後は、血液中にブドウ糖が一気に流入し、血糖値が上がりますが、一定以上は上がらないようになっています。

 しかし、日本人に多い2型糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌低下や抵抗性をきたす素因を含む複数の遺伝因子に、過食・運動不足・肥満・ストレスなどの環境因子や加齢が加わり発症します。

 今回は、糖尿病の検査数値と、予防のポイントを紹介します。

 ~検査数値表~
 

 

 ~予防のポイント~ 食後の血糖値の上昇をゆるやかにするには

 1.「ベジ・ファースト」にする

  ①野菜、海藻、きのこ、こんにゃく(食物繊維)→②肉、魚、卵、豆・大豆製品(たんぱく質)→
  ③ご飯、パン、麺類(糖質)の順に食べる。

  野菜などに含まれる食物繊維には、糖の吸収を遅くしたり便通を良くする効果があります。
  ただし、とうもろこし・かぼちゃ・れんこんなど糖質の多い野菜や、じゃがいも・さつまいも
  などのいも類は、血糖値を上げるため最後に食べるようにする。

 2.一日3食規則正しく、ゆっくりよくかんで食べる

  一日2食などで空腹時間が長くなると、1食に多く食べすぎたり、食事の間隔があきすぎるため、
  糖の吸収が高まり食後の血糖値が急上昇します。そのため欠食しないように規則正しく食べる。
  また、ゆっくりよくかんで食べると満腹感が得られ、食べ過ぎ防止にもなります。

 3.食後20~30分の間に体を動かす

  (例)立って新聞を読む、立ってテレビをみる、その場で足踏みをする
     ラジオ(テレビ)体操をする、掃除をする、散歩・買い物に出かけるなど
     食後20~30分に、体がポカポカと温まる程度でも充分。食後の糖の吸収を
     抑えることができます。

 ※ぜひこの機会に、血糖値が少し高めのかたは、生活習慣の見直し(予防)を。
   血糖値が高いかたは、医療機関へ受診をお勧めします。

 

管理栄養士 下田 安希子

申請書を選択
[健康保険給付の申請書]
[任意継続の申請書]
[被保険者証再交付等の申請書]
[マイナンバー新規(変更)登録申出書]
[医療費のお知らせ依頼]
[交通事故や第三者行為によるケガの届]
[健診の申込書]