花粉症について
こんにちは!保健師の三村です。
桜の開花時期も過ぎ、もうすぐ5月。外を歩くには気持ちよい季節となりましたね。
一方で外出もままならないほどの悩みのたねが『花粉症』。
日本人のおよそ4人に1人がこの花粉症を発症していると言われています。
ドラッグストアなどに行くと花粉症コーナーが設けられているのを見かけるほどになりましたね。
花粉症はアレルギー疾患の一つで、植物の花粉が原因で起こります。
花粉の飛散量が増えれば、花粉症を発症する人も増えると言われています。
今回はこの花粉症についてお話しします。
◆症状
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ
肌荒れ・顔や首、耳のかゆみなどの皮膚の炎症
頭痛、熱っぽい、喉のイガイガや痛みなど
◆日常生活の対策
※とにかく、花粉をつけない!!避ける!!ことが重要です。
外出時には…眼鏡、マスク、帽子の着用
帰宅後は…外で身につけていた衣服などをよくはたく、うがい、洗顔で花粉を落とす
家庭内では…窓や戸はなるべく開けない、布団や洗濯物は外に干さない
花粉情報を知り、花粉量の多い日はなるべく外出を避けることも必要です。
◆治療法
薬による治療が中心となります。抗ヒスタミン剤、鼻噴霧用ステロイド薬など
様々な種類があり作用や効果、効果が出るまでの期間などが異なります。
症状の程度や生活スタイルなどに合わせて薬を使い分け、症状をコントロールします。
症状があれば医療機関へ受診しましょう。
しっかり!!花粉症対策で、より快適な春をお過ごしください。
保健師 三村美千代