メールマガジンvol.172(2025.3.10配信)
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協会けんぽ静岡支部メールマガジン(令和7年3月10日配信vol.172)
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協会けんぽ静岡支部の中島です。
今回のメールマガジンの内容は……
◆性別にかかわらず訪れる「更年期」対策を考えよう
◆【静岡支部からのお知らせ】
⇒◎<静岡県中部健康福祉センターからのお知らせ>アンケートへの回答に関するお願い
◎<静岡県健康政策課からのお知らせ>富士地域で事業所の健康づくりに関する調査を実施します
◎<浜松市からのお知らせ>「浜松ウエルネスフォーラム2025」の開催について
◎<静岡産業保健総合支援センターからのお知らせ>産業保健総合支援センターに関するご案内
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◇ 性別にかかわらず訪れる「更年期」対策を考えよう ◇
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男女ともに訪れる「更年期」と、それぞれの対策
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女性は40代から50代ごろ、男性は50代ごろから、性ホルモンの変化による「更年期障害」が気になるようになります。
女性の「更年期」は閉経前後で計10年ほどの、急激に性ホルモンが減少する時期のことで、ホルモンバランスの崩れから自律神経の乱れを引き起こし、その両方による心身へのダメージが引き起こされます。よく見られる症状はホットフラッシュ(のぼせ・ほてり・発汗)のほか、めまい、冷え、頭痛、憂うつ、不安、不眠、月経異常、不正出血、性交痛、尿漏れなどがあります。婦人科を受診し、適切な対処法や治療を選択しながら、上手に乗り切ることが大切です。大豆に含まれる大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモンと似た働きをするので、大豆製品をとることもおすすめです。
男性は女性ほど顕著な性ホルモンの減少はありませんが、加齢に加えてストレス・疲労などの生活習慣や社会的な関わりなどが更年期障害発症に大きく関係しているといわれています。よく見られる症状は無気力、イライラ、憂うつ、不安、集中力・記憶力の低下などの精神症状のほか、性欲減退、勃起不全、関節痛、筋力低下、発汗、ほてりなどが起こることも。男性の場合は、社会や家庭でポジティブな評価を受けることで、急激な変化を抑えられるといわれています。趣味やボランティア活動で目標や役割をもち、男性ホルモンが急激に減少しにくい生活を送りましょう。
男女共通して守っていただきたいのは、通勤や昼休み、買い物時間なども活用して適度に運動することや、肉や魚などの主菜とともに毎食野菜を2皿分程度とり、バランスのよい食生活をすること。また、ストレスをためず、十分な睡眠をとるといった、基本的な生活を整えることです。また、不調の原因を更年期と決めつけないことも大切。更年期障害と同じような症状の病気が隠れていることもあります。自己判断せずに、医療機関で相談してみることも必要です。
【監修:佐藤文彦(産業医・労働衛生コンサルタント/Basical Health株式会社代表取締役)】
【静岡支部からのお知らせ】
◎<静岡県中部健康福祉センターからのお知らせ>アンケートへの回答に関するお願い
【志太榛原の事業所の方、教えてください!御協力をお願いします】
静岡県中部健康福祉センターから「運動・身体活動に関するアンケート調査」への御協力のお願いです。
島田市・焼津市・藤枝市・牧之原市・吉田町・川根本町に所在地のある事業所のみなさま、働く世代の健康づくり推進のため、アンケートに御回答をお願いします。(全13問、所要5分程度)
https://apply.e-tumo.jp/pref-shizuoka-u/offer/offerList_detail?tempSeq=14845
直接検索する場合は、「ふじのくに電子申請サービス」ホームページにおいて、キーワード「運動」で検索してください。
◎<静岡県健康政策課からのお知らせ>富士地域で事業所の健康づくりに関する調査を実施します
【あなたの回答で富士地域の事業所をもっと元気に】
静岡県と静岡社会健康医学大学院大学が連携し、この度、富士健康福祉センター管内(富士宮市・富士市)に所在する従業者数50人未満の事業所のうち、3,000事業所を対象として「事業所の健康づくりに関する調査」を実施しています。
(調査対象に選ばれた事業者様には調査票が郵送されます)
3,000事業所は、業種・従業者数・所在市で層化無作為抽出していますので、調査が郵送で届きました事業所の方は、お手数をおかけいたしますが、ぜひ御回答をお願いいたします。
1 目的
働く世代の生活習慣病予防対策の一環として、中小規模事業所(従業者数50人未満)における健診(検診)の状況や健康管理に関する課題等を把握することにより、事業所の健康づくり・生活習慣病の取組支援や支援体制の充実を図ります。
2 回答期限及び方法
令和7年3月17日(月)まで
郵送又はオンラインによる回答
3 調査対象
富士健康福祉センター管内(富士宮市・富士市)に所在する従業者数50人未満の事業所のうち3,000事業所
○静岡社会健康医学大学院大学ホームページ
https://s-sph.ac.jp/
【お問い合わせ先】
静岡社会健康医学大学院大学教務課研究支援室
054-295-5401
info@s-sph.ac.jp
静岡県健康福祉部健康政策課
054-221-2404
◎<浜松市からのお知らせ>「浜松ウエルネスフォーラム2025」の開催について
本年度の「浜松ウエルネスフォーラム2025」の開催につきまして、ご案内いたします。
浜松市が取り組んでおります「ウエルネスシティ(予防・健幸都市)」の実現のため、官民連携で進めている浜松ウエルネスプロジェクトについて、参画企業・団体等からの取り組み等を発表する一大イベントを以下のとおり開催いたします。
浜松市長挨拶、浜松ウエルネスプロジェクトの2つの官民連携プラットフォーム「浜松ウエルネス推進協議会」「浜松ウエルネス・ラボ」参画企業・団体による本年度の取組発表のほか、国会議員による特別講演や経済産業省の基調講演、浜松ウエルネスアワード表彰式等、盛りだくさんの内容となっています。
ぜひ、会場(グランドホテル浜松)にて、ご参加ください。
◆開催概要
日時:令和7年3月21日(金) 14:00~17:20
会場:グランドホテル浜松
方式:ハイブリット(会場、オンライン配信)
定員:会場150名、オンライン200名
※参加費は無料、お申込みは先着順とさせていただきます。
・開催の詳細は以下のURLをご確認ください。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/wellnessproject/kyogikai/wellnessform2025.html
・お申し込みはこちらからお願いします。
https://forms.gle/NQqaZPwx9FriFFbo6
◎<静岡産業保健総合支援センターからのお知らせ>産業保健総合支援センターの支援に関するご案内
●産業医ネットワークモデル事業のご案内
産業医マッチングでは、嘱託産業医との契約を希望する事業場と産業医として活動する場を求める産業医とをおつなぎしております。
お近くの郡市医師会にお問い合わせいただき、お決まりにならなかったまたは紹介いただけなかった場合は、地域産業保健センターまたは事務局までお問い合わせください。事業場の規模は問いません。ただし、公的機関は含まれません。
なお、ご紹介させていただく産業医はご登録いただいている産業医です。産業医マッチングへのご登録をご希望の産業医は、電話:054-205-0111までご連絡ください。
・詳細は以下のURLからご確認ください。
https://www.shizuokas.johas.go.jp/publics/index/299/
●産業保健における相談について
産業保健に関する相談やお問い合わせについて、産業医学、労働衛生工学、メンタルヘルス等各分野の相談員が無料で相談に応じます。
面談による相談は予約制です。
電話、メールにてお気軽にご相談ください。電話:054-205-0111
・詳細は以下のURLからご確認ください。
https://www.shizuokas.johas.go.jp/publics/index/57/
●地域産業保健センター(地域窓口)について
労働者数50人未満の産業医の選任義務のない小規模事業場の事業主やそこで働く労働者を対象として、健康診断の結果についての医師からの意見聴取、長時間労働者や高ストレス者に対する面接指導、健康相談などの産業保健サービスを無料で提供しています。
・詳細は以下のURLからご確認ください。
https://www.shizuokas.johas.go.jp/publics/index/84/