「健診受けっぱなしなんてもったいない! 協会けんぽ 福岡支部メールマガジン 10月号」
こんにちは!今月号からメールマガジンを担当することになりました、協会けんぽ福岡支部の【おこめ】です。
今月号では、健診を受けたその後についてご紹介します♪
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◆ クイズ
Q. 健康サポート(特定保健指導)について誤っているものはどれでしょう。
① 保健師または管理栄養士がサポートしてくれる
② 「動機付け支援」「積極的支援」に分かれている
③ 健診当日のみサポートが受けられる
正解はメルマガの最後にて!
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★ 目次 ★
1. 健診を受けた後は健康サポートのご利用を!
2. 自覚症状がないのに医療機関への受診は必要?
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1.健診を受けた後は健康サポートのご利用を!
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健診結果をご確認いただき、生活習慣の改善が必要な方は、適度な運動やバランスの良い食事、禁煙等の生活習慣の見直しに取り組むことが大切です。
生活習慣の改善が必要な方は、保健師または管理栄養士が、生活習慣の見直しに向けた取組をサポートいたしますので、ぜひ健康サポート(特定保健指導)をご利用ください。
■対象者はどう決まる?
「メタボリックシンドローム」のリスクがある40歳から74歳までの方が対象です。
また以下の【STEP】のとおり、内臓脂肪の蓄積や追加リスク数によって「動機付け支援」か「積極的支援」かが決まります。
【STEP1】
●内臓脂肪蓄積のリスク判定
◇腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上
◇腹囲は該当しないがBMIが25以上
【STEP2】
●追加リスク数の判定
◇血圧:収縮期血圧値(上の血圧)130mmHg以上
または拡張期血圧値(下の血圧)85mmHg以上
◇脂質:空腹時中性脂肪値150mg/dL以上
(やむを得ない場合は随時中性脂肪値175mg/dL以上)
またはHDLコレステロール値40mg/dL未満
◇血糖:空腹時血糖値(やむを得ない場合は随時血糖値)100mg/dL以上
またはHbA1c5.6%(NGSP値)以上
◇喫煙:上記3つのうち1つでも当てはまる方はリスクとしてカウントされます
【判定結果】
●動機付け支援
【STEP1】で腹囲が該当し、【STEP2】で追加リスク数が1つの方
【STEP1】で腹囲は該当せずBMIが該当し、【STEP2】で追加リスク数が1つか2つの方
●積極的支援
【STEP1】で腹囲が該当し、【STEP2】で追加リスク数が2つ以上の方
【STEP1】で腹囲は該当せずBMIが該当し、【STEP2】で追加リスク数が3つ以上の方
■どんなサポートが受けられるの?
【STEP1】
●初回面談で目標と行動計画を一緒に考えます(20~30分)
ライフスタイルや体の状態に合わせて、運動や食事、喫煙、飲酒等の生活習慣の改善に向けた取組を個別具体的に提案します。
【STEP2】
●3~6ヵ月チャレンジ
具体的な行動計画を実践していただきます。
動機付け支援:自ら実行し、達成状況を確認
積極的支援:取組が実践できているかを保健師または管理栄養士がお電話やメール、お手紙でサポート。取組が中断している場合は継続できるよう改めて行動計画を一緒に考えます。
【STEP3】
●ゴール!達成状況の確認
減量等、目標を達成できたかの確認を行うとともに、引き続き健康づくりについての取組をアドバイスします。
■事業主の皆さまへのお願い
従業員の皆さまの健康は、職場の明るい雰囲気や快適な職場づくり、さらには事業の生産性のアップに欠かせない要素のひとつです。
健診当日に特定保健指導を実施している健診機関の場合には、対象者へのご案内がありますので、ぜひ当日にご利用いただくよう従業員の皆さまへお声がけをお願いします。
健診当日にご利用いただけなかった場合には、協会けんぽから対象者への案内を事業所にお送りしていますので、日程調整や面談場所の確保などご協力をお願いいたします。
さらに詳しくは以下のホームページをご覧ください。
▼健診後の保健指導・健康相談
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2. 自覚症状がないのに医療機関への受診は必要?
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健診を受けた後、結果通知を受け取って一安心…という方も多いのではないでしょうか。しかし、健診結果で「要治療」や「要精密検査」となったにもかかわらず、「自覚症状がない」「忙しくて時間がない」といった理由で、医療機関を受診せずにそのままにしてしまう方が少なくありません。
医療機関への受診が必要となった場合は、重症化する前に早期に受診することをお勧めします。
■なぜ、医療機関への受診が必要なの?
生活習慣病の怖いところは、初期段階では自覚症状がほとんどないという点です。
肥満、高血圧、高血糖、脂質異常それぞれが軽度でも、リスクが重なることで、動脈硬化などが急速に進み、脳血管疾患や心疾患等の病気になる危険度が高くなります。実際、リスクを持っていない方に比べ、3~4つ持っている方は心疾患の発症危険度が約36倍にもなるという調査結果もあります。
■協会けんぽの重症化予防の取組
協会けんぽでは、健診の結果、医療機関への受診が必要となった方へ、ご自宅に受診をお勧めする文書をお送りしています。その後も医療機関への受診が確認できない場合は、支部からご連絡させていただくこともあります。
【医療機関への受診が必要となる基準値】
●収縮期血圧:160mmHg以上
●拡張期血圧:100mmHg以上
●空腹時血糖:126mg/dL以上
●HbA1c:6.5%以上
●LDLコレステロール:180mg/dL以上
【案内文書の送付対象者】 ※①~③のすべてに該当する方が対象です
①上記の受診基準値のいずれかひとつでも該当する方
②健診を受診した日の前月および健診受診後3ヵ月以内(健診受診月を含む)に医療機関
③生活習慣病予防健診、特定健康診査を受診した方および事業者健診データをご提供いただいた方
■早期受診が将来の健康を守ります!
治療開始が遅れると、病気が深刻となる可能性があり、重症化するほど医療費も増大します。
自覚症状の有無にかかわらず、健診結果で医療機関への受診が必要となった場合は、早期に医療機関を受診し、将来の重大な病気を予防するためにもご自分の身体と向き合うことが大切です。
■事業主の皆さまへお願い
従業員の方が協会けんぽから受診勧奨の案内を受け取った際には、ぜひ受診を後押ししていただきますようお願いいたします。
また、勤務時間中に受診できるようにする等、受診のための配慮をお願いいたします。
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
▼未治療者の方への受診勧奨(重症化予防事業)を実施しています
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★ 今月の健康情報 ★
▼ 管理栄養士によるオススメ健康レシピ ~さば缶おにぎらず~
▼ おっしょい!!健康情報 〜セルフケアでこころを健康にしよう〜
▼ 「協会けんぽふくおかだより」の10月号をホームページに掲載しました
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<協会けんぽ 福岡支部>
発行元:全国健康保険協会 福岡支部
住 所:〒812−8670 福岡市博多区博多駅東1丁目17−1 コネクトスクエア博多8階
電 話:092−477−7250
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※本メールアドレスは送信専用です。ご質問・ご依頼などにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
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※誤りは「③ 健診当日のみサポートが受けられる」です!
健康サポートを当日受けられなかった場合は、協会けんぽから案内を事業所にお送りしており、後日お勤め先でサポートを受けることができます。
事業主の皆さまにおかれましては、日程調整や面談場所の確保などご協力をお願いいたします。