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おいしく楽しく!キシリトールでむし歯撃退 (令和元年11月)

こんにちは!奈良県歯科医師会です。

5月から2か月に1回、「大人の歯とお口まわり」について、情報満載の健口コラムを連載しています。

元気に働くためにまた健康で長生きするために、お口まわりのケアは皆様の想像以上に大切です。

皆様の健康のために、私たち奈良県歯科医師会がお手伝いいたします!

 

 おいしく楽しく!キシリトールでむし歯撃退

 

キシリトールが食品添加物として認可されて20年が経過し、今では市販ガムの80%がキシリトール入りになりました。

おなじみの甘味料「キシリトール」を徹底解剖して、かしこい使い方を説明します。

 

 

 ●キシリトールの5つのむし歯予防効果                健口コラムR1.11月画像1

  ①むし歯(ミュータンス菌)が取り込んでも、

  「酸」を出せない   

  ②プラーク(歯垢)がサラサラになる
  ③唾液の分泌を促す
  ④定期的に摂取することで、むし歯菌の数を少なくできる
  ⑤歯の再石灰化効果を促す

 

●キシリトール製品

   ①ガム   ・・・キシリトールの効果を発揮させるためにも、味が無くなっても5~10分程度噛み

          続けることが大事

   ②タブレット・・・ガムが噛めない乳幼児や高齢者、歯周病や顎関節症の方も重宝

   ③歯みがき剤・・・フッ化物と併用することで効果が上がるので、フッ化物+キシリトール配合の

          歯みがき剤がおすすめ

 

●年齢別(タイプ別)摂取量とタイミング

年齢

摂取量・タイミング

1歳半~3歳

タブレットをキッチンバサミ等で細かく砕き、ごく少量を歯みがき後に与える。

次第に増やしていき、1日3回、総量で1.5g程度を食後に与える。

4~6歳

ガムまたはタブレットを、1回1g、1日3回食後に与える。

7歳以上

あごの発育を促すガムを1回1~1.5g、1日3回食後にとる。

おとな

ガムがおすすめですが、重度の歯周病の方、あごの弱い方、高齢者の方はタブレットで。

1日5~10g程度を1日数回に分けてとる。

キシリトール配合100%のガムなら1粒で足りますが、50%のものは2粒かみましょう。

 

  生涯を通したフッ化物の利用

 

現在日本で行われているフッ化物応用には、下記の3つがあります。

 ①歯に直接フッ化物を塗る(フッ化物塗布)

 ②フッ化物溶液でうがいをする(フッ化物洗口)

 ③フッ化物配合歯みがき剤の使用

 

 誰もが生涯を通して、快適で豊かな生活を送りたいと考えておられるはずです。

 そのためにも歯の喪失を防止して、生涯にわたって自分の健康な歯で生活するのが望ましいでしょう。

 乳歯と永久歯の生えた直後は歯が未成熟なためにむし歯になりやすい時期となるので、最もむし歯

予防が必要となる期間です。この期間は、出生から保育園・幼稚園・小中学校の時期にあたり、一層

適切なフッ化物の利用を進めていく必要があります。

 また、高校生から成人期、老年期においてもむし歯菌による歯の脱灰(歯が溶けること)の機会は必ず

起きていますので、再石灰化を促すフッ化物の利用は欠かせません。

 健康な歯を持ち続けるために、フッ化物の利用は一生必要になってくるのです。

年齢によっては、歯科医院でのフッ化物塗布は健康保険の適応にならない場合がありますので、かかり

つけの歯科医院にてご相談ください。

 

 健口コラムR1.11月画像2 


★奈良県歯科医師会では、事業所における歯科健診事業を実施しています。

詳しくは、奈良県歯科医師会までご連絡ください。(電話0742-33-0861、ホームページはこちら

 

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