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奈良支部

日常生活の中でよい歯の状態を保つには? (令和元年5月)


はじめまして!奈良県歯科医師会です。

今月から2か月に1回、「大人の歯とお口まわり」について、情報満載の健口コラムを連載いたします。

元気に働くためにまた健康で長生きするために、お口まわりのケアは皆様の想像以上に大切です。

皆様の健康のために、私たち奈良県歯科医師会がお手伝いいたします!

 

日常生活の中でよい歯の状態を保つには?≪家庭で毎日行うホームケア≫

歯科の二大疾患、むし歯歯周病の陰には好ましくない生活習慣があります。

たとえば、糖分の過剰摂取、食物の頻回摂取、喫煙、不適切な歯みがき習慣などですが、仮に歯科医院で治療が一通り終わったとしても、それは対症療法であって、病気になった原因(なぜそうなったのか?)が取り除かれたわけではないのです。

 

本当の原因は、歯についたままの汚れとこれを餌にして増殖する細菌ですから、これらを毎日きちんと除去することが最も重要であることは言うまでもありません。

 

そこで必要になってくるのが、次の3つです。

①  生活習慣の改善

②  家庭で毎日行うホームケア

③  歯科医院で行われるプロフェッショナルケア

 

今月は、②の「家庭で毎日行うホームケア」についてご紹介します。

ホームケアには歯ブラシによるブラッシングと、補助用具を使用しての清掃があります。

 

≪歯ブラシによるブラッシングと使い方≫

最近はいろいろな歯ブラシが販売されています。

電動歯ブラシも含めて、使いやすく清掃効果の上がるものを選んでもらえればよいと思います。(高額なものもあります。迷われた時はかかりつけ歯科医にご相談を!)

ブラッシングの方法については、下の図を参考にしましょう。

 

 

毎日の歯みがきに歯ブラシは使われているでしょうが、どのような状態になるまで使われているでしょう。

 

違いがわかるでしょうか?

だんだんと歯ブラシの毛先が広がっていますね。

かなり使ったものは、歯と歯の間のせまい空間や歯と歯肉の間の隙間に毛先が入らなくなってしまうのがわかりますね。

ご自身が使われている歯ブラシをチェックして、毛先が広がる前に新しい歯ブラシに交換するようにしましょう。

 

≪補助用具も組み合わせて上手な歯みがきを≫

歯と歯の間を磨くのは、歯ブラシだけでは難しいはずです。

いろいろな道具を使い分けるのは大変なようですが、適切な道具を選べば、非常に効率よく、歯と歯の間の汚れを取ることができます。

歯と歯の間は、むし歯になりやすく、また、大きくなるまで気がつかない場合が多いのです。歯肉炎、歯周病など歯ぐきの病気も歯と歯の間から進みます。そして、痛みがなく、気づかないまま、進行することにも注意が必要です。

補助用具の使い方については、下の図を参考にしましょう。

 

現在、いろいろな種類のデンタルフロス、歯間ブラシが売り場に並んでいます。それぞれの方のお口の中の状態にあったものを使わないと、効果が期待できないばかりか、歯肉を傷つけてしまう場合もないとは言えません。

 

ホームケアを毎日続けることは大変ですが、治療後のリスクを排除するためにも、以上を参考にしてぜひ頑張ってほしいものです。

使い方や道具の選び方などに迷われた場合は、かかりつけの歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。

歯と歯の間もきれいにして、お口の健康を守り、よく噛み、健康で快適な生活をおくりましょう!

 

 

※奈良県歯科医師会のホームページはこちら

※日本歯科医師会ホームページ 「朝昼晩」、「歯の学校」、「HAPPY SMILE」、「かかりつけ歯科医

 

  

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