バックナンバーVol.158(2025年3月3日発行)
■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■□■□協会けんぽ山梨支部メールマガジン やまなしロハス便り 第158号 ■□■□■□■□■□■□■□■□■令和7年3月3日■□■□■こんにちは、協会けんぽ山梨支部です。少しずつ寒さが和らいできましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。3月は次年度に向けた準備などで忙しくなります。休日は昼間に散歩や運動をし、夜にはお風呂にしっかり浸かるなどリフレッシュしてみてはいかがですか。今月の健康情報コラムのテーマは「大腸がん」です。ぜひご覧ください。■ 目次 ■――――――――――――――――――――――――――――――――――1.【コラム】 健康情報コラム2.【重要】 協会けんぽからのお知らせ3.【案内】 県内健康関連イベント情報 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――■□---------------------------------------------------------1.健康情報コラム---------------------------------------------------------■□「がん」は日本の死亡原因の約24%を占めています。中でも大腸がんの患者数は年々増えており、死亡数は女性1位・男性2位となっています。大腸がんが増えている原因として、食生活の欧米化に伴う肉類の摂取による肥満者の増加・アルコール・喫煙等が挙げられています。自覚症状は、血便や下痢、便秘、残便感ですが、早期ではほとんど現れず発見の遅れになります。そこで、頼りになるのが、健診で受けることが出来る便潜血検査です。便潜血検査で陽性反応があった場合は、内視鏡検査を受けましょう。大腸内を直接見ることができ、病変が見つかった場合は、組織を採取することもできます。内視鏡検査は、事前に下剤を飲むなど、便検査に比べて大変ですが、早期発見には欠かせない検査です。毎年の健診の際に、便潜血検査を受け、陽性反応があった場合は、必ず、医師に相談し内視鏡検査を受けてください。健康相談の際、放置されている方がおられると、とても心配になります。患者数は増えていますが、早期発見・早期治療で5年生存率が9割以上といわれています。また、日々の生活では、野菜やきのこなど食物繊維をしっかり取る和食中心の食事や運動にも心掛け、毎朝、快便が習慣になる体づくりを目指していきましよう。参考資料厚生労働省 令和5年(2023)人口動態統計(確定数)の概況日本対がん協会 がんの部位別統計資料国立がん研究センター資料■□---------------------------------------------------------2.協会けんぽからのお知らせ---------------------------------------------------------■□<お知らせ1>◆生活習慣病予防健診について健診を毎年受けていますか?協会けんぽ加入者は健診をお得に受けられるのに、受けないのはもったいない。生活習慣病予防健診のご案内は、3月下旬頃に補助対象者のいる事業所様へお送りします。緑色の封筒が目印です。・一般健診定期健康診断に5大がん(肺・胃・大腸・子宮・乳房)の検査を加えた健診が受けられます。【対象】35歳~74歳の被保険者(ご本人)【自己負担額】最高5,282円※子宮頸がん検診・乳がん検診は、別途自己負担が必要です。・付加健診節目の年齢において、肝臓、胆のう、腎臓といった腹部の臓器の様子を調べるための腹部超音波検査や、高血圧・動脈硬化などを見つける手がかりとなる眼底検査といった、より詳細な健診が受けられます。【対象】40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の一般健診の受診者【自己負担額】最高2,689円▼健診の詳細はこちらhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/LP/health-cycle/<お知らせ2>◆特定保健指導について健診を受けっぱなしにしていませんか?せっかく健診を受けても、改善につなげなければもったいない。健診後の健康づくりサポートを利用しましょう!健康に関するセルフケアができるように、保健師または管理栄養士のサポートが受けられます。具体的にはライフスタイルや体の状態に合わせて、生活習慣の改善に向けた目標を立て、行動計画を一人一人に寄り添って考えます。【対象】メタボリックシンドロームのリスクがある40歳~74歳の被保険者および被扶養者【自己負担額】・被保険者(ご本人):無料・被扶養者(ご家族):補助の上限を超えた分が自己負担※(動機付け支援)上限8,470円を補助、(積極的支援)上限25,120円を補助<お知らせ3>◆退職後の健康保険について退職後の健康保険は「協会けんぽの任意継続」、「国民健康保険」、「ご家族の健康保険(被扶養者)」の3つの方法があります。比較のうえ、お手続きください。[1] 協会けんぽの任意継続【手続き先】お住いの都道府県の協会けんぽ支部【加入要件】・退職日までに被保険者期間が継続して2か月以上あること・退職の翌日から20日以内に「健康保険任意継続被保険者資格取得届申出書」を必着で提出すること【保険料】退職時の健康保険料の2倍(上限あり)・退職時の標準報酬月額×お住いの都道府県支部の保険料率※1 令和7年度の標準報酬月額の上限は32万円※2 40歳~64歳の方は介護保険料率が上乗せ▼任意継続の保険料額の詳細はこちらhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/r07/r7ryougakuhyou3gatukara/[2] 国民健康保険お住いの市区町村の国民健康保険担当課へお問合せください。[3] ご家族の健康保険(被扶養者)扶養要件を満たす場合、ご家族の勤務先へお問合せください。<お知らせ4>◆保険証の返却について2025年12月1日までの退職の場合、資格喪失届に保険証を添付して返却をお願いいたします。2025年12月2日以降に退職される場合、保険証の返却は不要です。なお、保険証は新たに発行されなくなり、「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行しておりますので、ぜひマイナ保険証をご利用ください。▼マイナ保険証についてはこちらhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/cat550/sb5010/mytourokukakunin/<お知らせ5>◆健康レシピについて協会けんぽ山梨支部メールマガジンでは、山梨学院短期大学と連携し、みなさまの健康に役立つレシピを紹介しています。今月のテーマは「やまなしを食べる!3月の食材 ゆば」です。ぜひ試してみてください!!・「ゆばと彩り手毬寿司」・「わかめとコーンのごまサラダ」・「ミルク味噌汁」・「濃厚みかんゼリー」※レシピの無断転用を禁じます。▼毎月更新!健康に役立つ献立https://merumaga.kyoukaikenpo.or.jp/r/c.do?2qY_Py_3H_rky<お知らせ6>◆山梨県歯科医師会の歯と健康に関するコラム「歯゜しゃ歯゜しゃ通信」について協会けんぽでは山梨県歯科医師会と連携し、定期的な歯科健診の普及等を目指し、歯と健康に関するコラムを掲載しております。ぜひご覧ください!!▼歯と健康に関するコラム「歯゜しゃ歯゜しゃ通信」(毎月第2・第4金曜日更新)https://merumaga.kyoukaikenpo.or.jp/r/c.do?2qZ_Py_3H_rky ■□---------------------------------------------------------3.県内健康関連イベント情報 ---------------------------------------------------------■□<山梨産業保健総合支援センター(さんぽセンター)からのご案内>●「治療と仕事の両立」復職支援プラン作成をサポートします!センターでは、治療と仕事の両立について、労働者ご本人や家族、事業主や人事労務担当者、治療にかかわる医療機関、どなたからの相談もお受けします。病気の診断を受けてお仕事の継続に不安をお持ちの方、病気の治療を必要とする労働者への配慮や対応でお悩みのご担当者さま、ぜひご相談ください。支援メニューの中でも、対象となる労働者の、両立・復職支援プランの作成までをサポートする「個別調整支援」は、令和6年度より、がんや脳卒中、難病などに加えて、メンタル不調による休職からの復職もサポートしております。▼「治療と仕事の両立支援」について詳しくはこちらhttps://www.yamanashis.johas.go.jp/consultation/2832●新任職員・若年労働者向けのメンタルヘルス「セルフケア研修」を無料で開催しませんか? 新入社員を迎える季節、産業カウンセラー等の専門スタッフが、事業場で開催する研修講師を無料でお引き受けします。(利用回数制限があります)メンタルヘルス対策支援では、「管理監督者研修」「心の健康づくり計画の策定」「ストレスチェック導入支援」など、職場のメンタルヘルス対策の取り組みをサポートします。▼「メンタルヘルス対策支援」について詳しくはこちらhttps://www.yamanashis.johas.go.jp/consultation/1173今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました!