令和6年9月 ≪目の疲れ対策おススメ法≫
令和06年09月19日
スマートフォンにパソコン、ゲームなど、長時間画面を見ることで目の疲れを訴える方が多くなっています。目の疲れから目の渇きや頭痛、肩こりまで発展することもあります。
今回は、目の疲れを解消するために手軽にできることをご紹介させていただきます。
集中するとまばたきが減ってしまいます。
意識的にまばたきをすることで、目の乾燥を防ぎましょう。
②目の体操をする
目を左右に動かす。右に回す。左に回す。遠近を交互に見たりするなど、簡単な体操で目の筋肉をストレッチしましょう。
③休憩をとる
長時間同じ姿勢でモニターを見ていると、目も首肩も疲れてしまいます。1時間に1回は目を休ませて遠くを見たり、肩を回したりしてほぐしましょう。
④目を温める
蒸しタオルなどをまぶたに当てて温めることで、目の周りの血行が促進し、疲れが和らぎます。市販のホットアイマスクなどを利用してもいいでしょう。
⑤画面の明るさや距離を調整する。
ブルーライトカット機能や画面フィルターなどで、目の負担を軽くしましょう。画面との距離も大切です。画面に近づきすぎず30㎝は離れるようにしましょう。
⑥照明を調整する
明るすぎる場所や暗い場所での作業は、目に負担をかけます。明るさを調整できる場合は、目に負担の少ないちょうどよい明るさで作業しましょう。
⑦バランスのとれた食事
ビタミンBやEなどの栄養が目の疲労回復には良いと言われています。また、ビタミンAは網膜や角膜に必要な栄養素です。豚肉、ナッツ、キノコ類、緑黄色野菜などバランスよく食事をとりましょう。
⑧十分な睡眠
睡眠不足は、目の疲れの原因になります。質の高い睡眠で目を十分に休めましょう。
定期的に眼科受診をしていますか?
年齢とともに白内障や緑内障、加齢性黄斑変性症などの目の病気が増えてきます。
片目が悪くてももう一方の目が視野を補うので、目の病気は意外と気付きにくいものです。定期的に眼科受診して目の検査を受けるようにしましょう。
近年、スマホの急速な普及により、「近視」や「急性スマホ内斜視」などの病気が10代を中心に増えています。スマホは30センチ以上離して、長時間使わないようにしましょう。脳に入る情報の80%以上は目から入るといわれています。目の病気は社会生活を送るうえで様々な不都合をきたし、人生の質を著しく下げてしまいます。目を守るためにも生活習慣に気を付けるとともに、定期的な眼科検診を受けるようにしましょう。