令和06年02月14日
さっそく、みなさんへ、質問です!
Q:原因不明の腰痛はどれくらいあるでしょう?
①35% ②55% ③85%
A:正解は③の85%
座位でも立位でも腹部と胸部の重力によって常に背骨は前に引っ張られており、背筋(背中にある筋肉)はその重みに逆らって背骨を立てるために力を発揮し続けなければなりません。
また背骨を立てることによって、腰椎や椎間板(腰椎と腰椎の間にあるクッションの役割をするもの)にも、常に頭や内臓などの重みがかかっています。
そのため、背中や腰に疲れやコリが溜まるのは、“私たち人間の宿命”ともいえます。
でも、諦める必要はありません!!
日常生活の中で少し気をつければ、腰痛の軽減や予防は可能です~☆
☆立位時の注意点
・立位で背中を丸めるほど腰の負担が増える!!
そのため背筋を伸ばし、上半身を床と垂直に保って立つことを心がけましょう
・立位での作業や家事をする際は、ボクシングの構えのように足を前後に開いて上半身を外側に向けましょう。
こうすると上半身を支えている腹筋にも負荷がかかり、背筋(背中にある筋肉)の負担が減ります。負荷が偏らないように、左右の足は適宜入れ替えましょう。
☆坐位での注意点
・椅子に深く座って足を前に出す。
後ろに体重を預けるようにして背中全体をピッタリと背もたれにつける。
・椅子に浅く座って足を手前に引き寄せ、膝を股関節よりも下げる。
骨盤を立てて背筋を伸ばす。
☆股関節を柔らかくすることも重要!
前傾姿勢をとる際、背骨を軸にしようとすると腰に大きな負担がかかりますが、股関節を軸に前傾すれば腰の負担はほとんどなくなります。そしてそのためには、お尻にある筋肉(大殿筋)と太もも裏の筋肉(ハムストリングス)を柔らかくする必要があります。
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