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大分支部

令和5年8月 ≪脂肪肝を制する者は血糖値も制す?≫


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≪脂肪肝を制する者は血糖値も制す?≫


暑い夏、皆様いかがお過ごしでしょうか?

暑い日は冷たく糖分の多い飲み物や食べ物、お酒の量が増えてしまいがちですね。

しかし、この習慣は肝臓にとても負担がかかっていることをご存じでしょうか?

 

肝臓には大きく分けて4つの役割があります。

①食べ物の「代謝」

②アルコールや薬を「解毒」

③エネルギーの「貯蔵」

④胆汁の生成

その中でも、今回は脂肪肝に関係する①「代謝」と③「貯蔵」についてお話ししたいと思います。

 

肝臓は余ったエネルギーの貯蔵庫で、一旦エネルギーを蓄え、必要に応じて身体が使いやすい物質に変える代謝をしています。

しかし、糖分や炭水化物の多い食事、お酒の量が多いと代謝の場面がやってこないまま、溜まっていき、脂肪肝となってしまいます。

肝臓は血糖値が上がりすぎないよう調整しているところでもあります。

脂肪肝となると、余ったエネルギーを貯めておける場所がなくなり、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが効きにくくなり、血糖値が下がりにくい状態になってしまいます。

逆に、脂肪肝を改善すると血糖値も改善がみられるケースも多いそうです。

 

では、肝臓を脂肪肝にしないためには、どうしたらよいのでしょうか?

・炭水化物だけ、主食の重ね食べは控える

※中高年の脂肪肝はおにぎり、パン、麺類などの炭水化物だけの食事が多いそうです。

・朝食:昼食:夕食の量は4:4:2を目安に

・夜遅い食事は軽めに、翌日の朝食で調整を

・夕食は腹八分に (腹八分とは…寝る前に軽くお腹が空いた状態か、朝食が食べられる空腹具合)

・加糖の飲み物を飲みすぎない (夏はスポーツドリンクではなく、水かお茶で水分補給を!)

・お酒は適量内で、休肝日をつくる (女性は適量が男性と違うので要注意)

・運動を取り入れる (有酸素運動でも筋トレでも可ですが、ベストは両方!)

 

減量で肝機能の改善が期待できますが、脂肪肝の改善を目的に減量を始めた方のうち、約半数の方は体重の変動がないそうです!

でも、体重に変化がなくても、しっかり取り組めば脂肪肝は改善され、肝機能も良くなります♪

あきらめずに取り組んでいきましょう☆


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