令和6年3月　≪よく噛んで食べることができていますか？≫

健康診断の問診項目にもありますが、現在のあなたの状態はどれにあてはまりますか？

①何でも噛んで食べることができる

②歯や歯ぐき、噛み合わせなど気になる部分があり、噛みにくいことがある

③ほとんど噛めない

咀嚼には・・・

●胃腸の働きを促進する

●虫歯・歯周病・口臭を予防する

●肥満を防止する

●脳の働きを活発にする

●全身の体力を向上する

●味覚が発達する

●発音がはっきりする

●がんを予防する

と、食べ物を飲み込みやすくするだけでなく様々な面でよい効果をもたらしてくれます。

この効果を手にいれるため、よく噛むことを意識していきたいものではありますが

口腔内の環境が整っていなければ、思いはあっても実践するのはなかなか難しくなります。

虫歯や歯周病、歯の欠損は、残念ながら自然によくなることはありません。

冒頭の質問で②③にあてはまる方は、まずは歯科受診をして環境を整えてあげることが大切です。

理想の咀嚼回数は「一口３０回」と言われています。

毎食は難しくとも、時間に余裕のある時は意識していけるとよいですね。

健康寿命は高い大分県ですが、口腔内の健康状況は低いというのが現状です。

口腔内の環境を維持していく為には、定期的に受診して診てもらうことが重要となります。

健康診断だけでなく歯の検診も受けていますか？

食べることは生きること、「食」は胃袋をみたすだけでなく心も豊かにしてくれます。

ぜひ“歯と口の健康”も保ち、すこやかな日々を過ごしていきましょう！！