「青森あるある」にリスクがある!?飲酒編
青森県民のかかえる生活習慣病リスクについて、青森県の「あるある習慣」をテーマにした漫画とともにお知らせします。
※令和4年12月~令和5年3月に公開した特設ページを一部編集したものとなります。
青森あるある③
人にお酒を勧めたがる!
何かと理由をつけて飲む!
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青森県は全国トップクラスの 多飲酒県!
生活習慣病のリスクを高める酒量は、純アルコール換算で、男性で は1日平均40g(日本酒なら2合、ビールならロング缶2本)以 上、女性ではその半分の20g以上とされています※。青森県の男 性(40~74歳)のうち33.5%が、1日平均40g以上の純ア ルコールを摂取。全国平均の24.5%を大きく上まわり、多飲酒率 トップ。女性(40~74歳)も26.8%が高リスク飲酒者で、全 国平均の23.8%を超えています。
※健康増進法にもとづき、2012年に厚生労働省が告示した「健康日本21(第2次)」より
深刻な病を招くことも! 過度の飲酒習慣 お酒の飲み過ぎは、さまざまな生活習慣病の原因となります。その 代表ともいえるのが、アルコール性肝障害。過度の飲酒を続けてい ると、やがてアルコール性肝炎がおこり、さらに肝硬変や肝がんへ と進行することがあります。また、中性脂肪の増加や高血圧、糖尿 病、膵炎、狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳取穴や脳梗塞といっ た脳血管疾患などを招くことも。まさに、飲み過ぎは万病のもとで す。
お酒はほどほどに
飲むときはゆっくりバランスよく お酒を楽しむときは自分のペースを守り、一気飲みなど無茶な飲み 方は避けること。強いお酒は薄めて飲む、そして量はあくまでもほ どほどに。
また、空腹の状態でお酒を飲むとよいが早く回り、胃の粘膜を荒ら すなど負担が大きいので、おつまみも一緒に食べましょう。ビタミ ンやミネラルを補給してくれるおひたしやあえ物などの野菜、海藻 類、肝臓がアルコールを分解するときに必要なたんぱく質を含む冷 奴や枝豆といった豆類を使ったものがおすすめです。
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