身近な病気 脂質異常症
令和07年07月08日
皆様こんにちは!協会けんぽ奈良支部の保健師と管理栄養士です!
今回は、自覚症状がほとんどないまま動脈硬化を進めてしまう、「脂質異常症」について、皆様の健康生活のお役に立つ健康情報をお伝えします。
ページの最後にコンパクトにまとめたリーフレットPDFを付けておりますので、ダウンロードして身近に置いてすぐ見直す・または職場で回覧していただく等、是非ご活用ください。
健康診断結果から、奈良支部加入者は「悪玉(LDL)コレステロールが高く」、かつ「高くても医療機関に行っている人が少ない」ことが分かっています。
「高いのは悪玉(LDL)コレステロールだけだから、大丈夫!」ということは決してなく、心筋梗塞を起こしやすくする大きな原因の一つです。
元気に働き続けるには、悪玉(LDL)コレステロール高値を含む「脂質異常症」を予防することが、奈良支部加入者の方には大切なポイントとなります。
血管内にコレステロールがたまって狭く、硬く、脆くなる 「動脈硬化」の原因となり、脳梗塞・心筋梗塞など、命に係わる病気のリスクが高まります。
直近の健康診断結果の数値を確認して、「基準範囲」や「生活習慣改善」であった方は、まだまだ「予防」ができます! 次のポイントを踏まえた生活を心がけましょう。 また、 「基準範囲」や「生活習慣改善」の数値より高かった方は、内科の医師に相談することをお勧めします。 治療開始が遅いほど重症化し、治療期間も長くなります。また、主治医とよく相談して、納得した上で治療方針を決めましょう。
医療機関をお探しの時は厚生労働省が公開している医療情報ネット(ナビイ)」の奈良ページをご参照ください。→
リーフレットPDFはこちら
作成:奈良市健康医療部健康増進課・全国健康保険協会奈良支部
監修:奈良県立医科大学 特任教授 冨岡 公子