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石川支部

吸入の効果が劇的アップ!「ホー吸入」



(公益社団法人 石川県薬剤師会より記事提供)


ぜんそく患者の治療の基本である「吸入器」
なんと、世界のぜんそく患者のおよそ8割が正しく使えていないことが判明。

新型コロナウイルスが猛威をふるう中、ぜんそく患者は重症化するリスクが高いため、継続的に正しく吸入器を使用し、炎症レベルを低い状態に保っておくことが重要です。

この機会にご自身の吸入方法を見直してみましょう!


  1. 吸入の効果が劇的アップ!「ホー吸入」

     

    ぜんそくの専門医が生み出した「ホー吸入」。

    何も意識しない通常の吸入では、舌が邪魔をして薬の45%しか気道に届かないのに対し、「ホー」と言ってから薬を吸うと、薬の75%が気道に届くことが判明!

     

    「ホー吸入」の方法

    ⅰ舌の両端を丸め、空気の通り道を作るイメージで「ホー」と言いながら息を吐く。

    ⅱ息を吐き終わったら、舌はそのままの状態で吸入器をくわえ薬を吸い込む。

     

    ※吸い込むスピードは、薬の種類により異なるので、説明書や医師・薬剤師の指示に従いましょう

    ※吸入器にはさまざまな種類があり、使い方が異なります。説明書をよく読んで正しくい使用してください。

     

     

     

  2. ぜんそく治療の基本は毎日吸入!続けるコツは洗面台!

     

    吸入器には気道を広げて一時的に発作を抑える「発作時用」と、毎日継続して使用することで炎症を抑え、発作自体を起こしにくくする「毎日用」があります。

     

    患者さんの中には、「発作が治まったから」と自己判断で吸入器の使用を中止している方もいらっしゃいますが、例えいま発作が出ていなくても、炎症は高いレベルで続いている可能性があります。これを放置すると、状態が悪化していく恐れがあるので、「毎日用」を処方されている患者さんは、自己判断で中止せず、医師の判断があるまでは毎日吸入を続けてください。

     

    うっかり忘れないためにオススメなのが、吸入器を「洗面台に置く」こと。

    歯磨きと一緒に習慣化させましょう!

     


 

吸入器の使い方について、詳しくは下記をご覧ください。

▼独立行政法人 環境再生保全機構ホームページ
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/basic/adult/control/inhalers/feature01.html


 






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