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石川支部

食後に飲むお薬と食前に飲むお薬


(公益社団法人 石川県薬剤師会より記事提供)


お薬の多くは食後に飲むとされていますが、食前に飲まなければならないお薬もあります。
なぜ食前に飲む必要があるのでしょうか。
今回は食前に飲むお薬の代表である漢方薬をもとに、解説します。


①お薬の効き目を高めるため
お薬の効き目を高めるために食前に飲む例として、医療用漢方製剤129製品中94製品に配合されている甘草(カンソウ)という生薬があります。
甘草(カンソウ)の主成分であるグリチルリチンはそのままでは腸から吸収されません
腸内細菌の働きで糖が外れることで、腸に吸収され、薬効を発揮します。
そのため、腸内細菌の働きが活発な空腹時に(食前)に服用する必要があるのです


②副作用を軽減するため
副作用を抑えるために食前に飲む例として、医療用漢方製剤129製品中13製品に配合されている麻黄(マオウ)という生薬があります。
麻黄(マオウ)の主成分エフェドリン類は、先ほどのグリチルリチンとは違い、そのまま吸収され薬効を発揮します。性質は塩基(アルカリ)性であるため、酸性下でイオン型が多くなる空腹時には吸収率が下がりますが、pHが上昇している食後に服用すると、吸収率が上がってしまいます。
吸収率が上がると、動悸や悪心、不眠といった副作用が出る可能性があるため、食前に服用する必要があるのです


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