さんまの内臓(はらわた)はプリン体が多いため、開いたものを使います。LDLコレステロール(悪玉)を減らし、血液をサラサラにするEPAや脳を活性化するDHAなどの不飽和脂肪酸も豊富です。
<さんまの漬けダレ>
|
![]() |
![]() |
長ねぎはみじん切りにし、漬けダレの材料を混ぜる。漬けダレに半分に切ったさんまを入れる。途中で裏返しながら5分間漬けて両面に味がなじむようにする。 |
![]() |
かぼちゃは7~8mmの厚さに切る。熱しておいたフライパンにかぼちゃを並べ、弱火にかけて何度か裏返しながら、つまようじがスッと通るぐらいまで焼く。 |
![]() |
さんまの水気をキッチンペーパーでふきとり、小麦粉を振る。漬けダレは残しておく。 |
![]() |
フライパンに油をひき、さんまを皮目を下にして並べる。中火で約1分焼いたら裏返してさらに約1分焼く。さんまに八分ほど火が通ったら弱火にし、とっておいた漬けダレを入れ、からませながら約1分焼く。 |
![]() |
器に4のさんまと2のかぼちゃを盛りつけ、櫛型に切ったレモンを飾る。 |
![]() |
プリン体を多く含む食品をとりすぎない |
![]() |
水分を多く摂取し老廃物を排泄 |
![]() |
アルコールは適正量で週2日は休肝日を |
![]() |
食物繊維の多い野菜やきのこ類をたくさんとる |
![]() |
食生活を見直してカロリーをとりすぎない |
さんま
さんまも、イワシと同様、不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれます。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや強い抗酸化作用があり血行を促進させるビタミンEなども含まれています。 |
![]() |
さんまには胃がなく腸が短いため排泄物がたまらず、内臓(はらわた)が傷みにくいため、内臓まで食べられるという特徴があります。内臓にはビタミンAやミネラル類が含まれています。ただ、プリン体が多い部位ですので、尿酸値が気になる場合は食べるのを控えましょう。 |
[レシピ考案・監修] 相模女子大学短期大学部食物栄養学科 准教授
管理栄養士 井上 典代