健康保険料率に反映!インセンティブ制度について
令和06年12月18日
平成30年度から導入した「インセンティブ(報奨金)制度」をご存知ですか?
協会けんぽ山形支部は、皆様の取り組みを全力でサポートしていきますので、保険料率上昇の抑制に向け、一緒に取り組みましょう!
インセンティブ制度とは?
インセンティブ制度は、各支部一律にインセンティブ(報奨金)の財源となる保険料率を加算し、その財源をもとに、健康づくりに関する5つの評価指標で支部毎に評価し、全国上位15位までに該当した支部※については、得点数に応じてインセンティブ(報奨金)が付与され、健康保険料率が引き下げられる仕組みです。制度の詳細はこちら。
※令和3年度以前の取組の評価にあたっては上位23支部に報奨金が付与されていましたが、配分基準のメリハリを強化する観点から、令和4年度以降の評価にあたっては上位15支部に報奨金が付与されます。
5つの評価指標とは?
特定健診等の 実施率 |
特定保健指導等の 実施率 |
特定保健指導対象者の 減少率 |
要治療者の医療機関への 受診率 |
後発医薬品の 使用割合 |
気になる令和5年度の結果は?
令和5年度の山形支部の取組み実績は総合1位となりました。
その結果、山形支部において上位15位以内の支部に付与されるインセンティブ(報奨金)を受けとることができるため、来年度の健康保険料率がインセンティブ(報奨金)の分だけ、軽減される見込みです。(令和5年度の結果は令和7年度の健康保険料率に反映されます。)
なお、インセンティブが反映された最終的な健康保険料率については、厚生労働大臣の認可が下り次第、改めてお知らせいたします。
特定健診等 の実施率 |
特定保健指導 の実施率 |
特定保健指導対象者 の減少率 |
要治療者の 医療機関受診率 |
後発医薬品の 使用割合 |
総合 |
1位
|
6位 |
25位 |
15位 |
1位 |
1位 |
山形支部の皆さまへご協力のお願い
特定健診等の実施率
がん検診もセットで受けられる協会けんぽの「生活習慣病予防健診」を利用しましょう。
定期健診を受診されている方は、結果データを協会けんぽにご提供ください。
特定保健指導の実施率
健診結果でメタボ該当と判定された方は協会けんぽによる特定保健指導をご利用ください。
また、健診機関によって健診当日にそのまま受けることも可能です。当日受けられる健診機関はこちらをご確認ください。
特定保健指導対象者の減少率
特定保健指導の対象者とならないよう、日頃から健康的な生活習慣に取り組みましょう。
健診結果で「要治療」「要精密検査」と判定された方の医療機関受診率
「要治療」「要精密検査」の判定が出たら、自己判断せずに早期に医療機関を受診しましょう。
また、事業主さま・ご担当者さまにおかれましては「要治療」「要精密検査」と判定された方がいたら速やかに医療機関を受診するよう、お声がけをお願いいたします。
山形支部では従業員さまへのお声がけツールも準備しています。ぜひご利用ください。
後発医薬品の使用割合
お薬を処方される際は、積極的に後発医薬品(ジェネリック医薬品)を選択しましょう。