令和04年03月08日
日本人の死因は、老衰を除くと、上位から悪性新生物<腫瘍>・心疾患・脳血管疾患・肺炎とつづき、悪性新生物<腫瘍>・心疾患・脳血管疾患の生活習慣病で亡くなる方は半数の50.1%にのぼります。
生活習慣病には、名前のとおり、毎日の食生活や運動・喫煙などの生活習慣が深く関わっています。生活習慣の改善により、病気を防ぐこともできるのです。
1年に1度は必ず健診を受けて、生活習慣を見直すきっかけにしましょう。
協会けんぽでは、加入者の皆様の生活習慣病予防のため、生活習慣病につながるメタボリックシンドロームリスクの早期発見に重点を置いた健診と、その健診結果に基づいて生活習慣の改善をサポートする保健指導を行っています。
健診の内容は、被保険者(任意継続被保険者を含む)と、被扶養者(任意継続被保険者のご家族様を含む)で異なりますが、いずれも健診前に手続きが必要です。
健診の内容については「どんな健診があるの?」をご覧ください。
健診の結果、「要精密検査」「要治療」と判定された場合、自己判断せず、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
また、事業所にとっても従業員の皆様の健康は大切な財産です。事業主様におかれましても、「要精密検査」「要治療」となった従業員の方が早期に医療機関を受診できるよう、次の3点をお願いいたします。
①受診しやすい職場環境の整備(時間単位の年休の整備など)
②「要精密検査」「要治療」者への受診の声掛け
③必要な方が受診したかの確認
従業員の方の受診を促すため、事業所の健康管理ご担当者様が使っていただける、従業員の方向けの「再検査のご案内」(PDFファイル)もぜひご活用ください。
健診の結果から、メタボリックシンドロームのリスクをお持ちの方にご案内し、協会けんぽの保健師・管理栄養士が生活習慣改善のサポートを行います。
特定保健指導を利用した方は、利用しなかった方よりも医療費が低いという調査結果も出ています。
特定保健指導については「健診後の保健指導・健康相談」をご覧ください。