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全国健康保険協会福島支部のデータヘルス計画(平成27年度~29年度)

高血圧ワースト1 返上!

全国で最もリスクの高い「高血圧」への対策に取り組みます。

高血圧対策として、高血圧リスク保有者、未治療者の減少および重症化予防を図ります。

 

福島支部の健康課題

 福島支部の特性を踏まえたデータヘルス計画を策定するために、特定健診の結果およびレセプトデータや厚労省の資料等の分析を進めたところ、次の5点の健康課題が明らかになりました。

  1. 「急性心筋梗塞」による死亡率が男女ともに全国ワースト1位である。
  2. 入院外医療費は「高血圧性疾患」、「糖尿病」の順に高く、いずれも一人当たり医療費が全国平均を上回っている。
  3. 「高血圧」のリスクを保有するものの割合が、男女ともに全国ワースト1位である。
  4. 健診時に重症高血圧※1にもかかわらず、服薬していない者が75%を超えている。
  5. 男性の喫煙率は全国ワースト1位である。

※1「重症高血圧」とは、収縮期血圧180mmHg以上、または拡張期血圧110mmHg以上の状態(服薬の有無は問わない) 

              データ出典
 1.厚生労働省-平成22年都道府県別年齢調整死亡率
 2.協会けんぽ-平成24年度医療費・加入者基本情報
 3.協会けんぽ-平成24年度特定健診データ(被保険者・年齢調整済)
 4.協会けんぽ-平成24年度特定健診データ、質問票(被保険者)
 5.厚生労働省-平成24年国民健康・栄養調査報告 

 

取組み

 福島支部では、この5つの健康課題を改善するために、特に「高血圧」に着目し、その対策を最重要課題と位置づけます。

 平成27年度から平成29年度にかけて、事業主や行政機関、そして経済団体などと連携して、血圧が高い人および、要治療にも関わらず未受診である人の減少および重症化を予防することを目標に以下の取組みを行います。

 

1.「健康事業所宣言」※1をする事業主が増えるように働きかけます。(コラボヘルス)

※1「健康事業所宣言」とは、従業員の特定健診、特定保健指導、未治療者への受診勧奨および事業所独自の健康づくりに取り組むことを事業主が宣言するもの

  • 福島支部の特性や事業内容を行政機関や経済団体など関係機関に情報提供し、事業に対する協力・連携を強化します。
  • 事業所や業態、地域ごとに健康度を見える化し事業主に提供することで、「健康事業所宣言」に対する理解を深めます。
  • 「健康事業所宣言」する事業主(所)を増やすために「健康経営セミナー」を開催し事業目的を広報するほか、宣言事業所の身近な実践の好事例を紹介し共有を図ります。
  • 「健康事業所宣言」した事業所の健康づくりメニューの設定、実施について、福島支部保健師がサポートします。

 

2.高血圧要治療者への受診勧奨を行うとともに、喫煙者に対しては、禁煙を勧奨します。

  • 高血圧の要治療者に、受診勧奨のはがき、手紙を送付し、受診行動につなげます。
  • 非肥満の重症高血圧者へ訪問し、受診行動につなげます。
  • 重症高血圧で喫煙している未治療者に対して、電話による受診勧奨を行います。
  • 福島県薬剤師会と連携し、加入者に身近な保険薬局が禁煙をサポートする禁煙支援事業を行います。

 

3.CKD(慢性腎臓病)等の重症化予防を自治体・医療機関と連携して取り組みます。

  • 福島支部と事業連携する郡山市を県内モデル地区として取り組みます。
  • 郡山市と連携し、治療中者に対するCKD予防等の保健指導への協力を郡山医師会に依頼します。
  • CKD等重症化予防のための生活習慣改善支援を6か月間行う保健指導を実施します。

 

 福島支部のデータヘルス詳細版についてはこちらの「資料1 福島支部のデータヘルス計画について」をご参照ください。