千葉支部 第3期保健事業実施計画(データヘルス計画)
令和06年03月26日
データヘルス計画とは
保健事業の推進にあたっては、健診データやレセプト等のデータ分析に基づいて取り組むことが重要であり、協会けんぽにおいても政府の方針を踏まえ、保健事業実施計画(データヘルス計画)を策定して、PDCAサイクルを意識した取組を行っています。
データヘルス計画は、地域ごとの健康課題のほか、各々の地域における行政機関や関係団体との健康づくりに関する連携等の実情を踏まえて策定する必要があるため、支部ごとに各支部の健康特性を把握したうえで独自性を発揮できるよう策定しています。
令和6年度からの第3期データヘルス計画は、第2期計画(平成30年度~令和5年度)の取組の振り返りとデータ分析によって現状を把握し、
・Plan(健康課題に応じた事業の設計及び課題解決につながる目標を設定)
・Do(健康課題を解決するために設計した事業を実施)
・Check(事業評価及びそれに至った背景を探り、次の一手を考察)
・Action(事業終了時や年度ごと等に限らず、必要に応じて計画・目標を見直し)
といったPDCAサイクルを短期(単年度)、中期(半期3年)、長期(1期6年)ごとに回しながら実施する加入者の健康寿命の延伸を図るための仕組みを構成しています。
計画の実施においては、第2期データヘルス計画同様「① 特定健診の推進」、「② 特定保健指導の推進」、「③ 重症化予防の対策」、「④ コラボヘルスの取組」の4事業を柱としつつ、「データ分析に基づく地域・職域の特性を踏まえたポピュレーションアプローチ」にも取り組むことほか、業界団体等を含めた「顔が見える地域ネットワーク」を最大限に活用する等、戦略的に推進してまいります。
協会けんぽ千葉支部の健康課題
・協会けんぽ千葉支部の現状について詳しくはこちら
協会けんぽ千葉支部の第3期データヘルス計画について
健康課題の解決に向け、健診結果の検査値の改善等の目標(6年後に達成する目標)を
腹囲≧85cm(男)/90cm(女)の者の年齢調整割合(40~74歳)を男性51.2%、女性16.1%(※)以下にする
としました。
(※)全国平均値 『特定健診・特定保健指導データ分析報告書2022 全国健康保険協会』 より
また、対策を進めるべき重大な疾患(10年以上経過後に達するゴール)を
千葉県の「高血圧による死亡」の割合(※)を減らす
としました。
(※)「死亡別死亡確率」の高血圧が占める割合
なお、上記目標を達成するため、各事業(①特定健診、②特定保健指導、③重症化予防、④コラボヘルス)の取組について、地域特性・職域特性における疾患、検査値、生活習慣等を踏まえた目的・具体策を設定しております。
・各事業における取組・具体策はこちら
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