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3月 良質な睡眠で心身の健康づくり

マンガ

しっかり寝ているのに疲れが取れないと感じることはありませんか。
それは「睡眠の質」が良くないことが原因かもしれません。
睡眠の質は、心と体の健康にとって非常に大切です。良質な睡眠を取ることで、心身が整い、健康的な毎日を送ることができます。今回は、睡眠不足によるデメリットや、良い睡眠の目安を紹介しますので参考にしてみてください。

睡眠不足になるとどうなる?

 良質な睡眠は、心と体の健康を保つために非常に重要です。睡眠不足が続くと、集中力が続かない、注意力が散漫になるなど、仕事の効率の低下を招きます。また、疲れが取れず元気が出ないために趣味を楽しめないなど、生活の質(QOL)の低下にもつながります。
 ほかにも睡眠不足は、肥満になりやすくなったり、血糖値をコントロールするインスリンの働きを悪くして糖尿病の発症リスクを高めたり、生活習慣病のリスクを高める場合がありますので注意が必要です。

良質な睡眠の目安と要素

良質な睡眠の目安は、

  • 朝起きたときに爽快で疲れを感じないこと
  • 日中に強い眠気を感じないこと

です。良質な睡眠を取ると、日中も元気に過ごせ、集中力や記憶力が向上します。
良質な睡眠を得るためには、次の2つの要素が重要です。

1. 環境と条件を整える
良質な睡眠を得るには十分な睡眠時間を確保する必要があるため、ベッドに入ってすぐ眠れる環境を整えることが大切です。寝室の温度は18~22℃、湿度は50~60%に調整し、快適な環境を作りましょう。また、ブルーライトが睡眠を妨げる原因となるため、寝る1時間前はスマートフォンやパソコンの使用を控えることをおすすめします。ほかにも、対策があるのでチェックリストの内容も参考にしてください。
2. 深い睡眠を取る
良質な睡眠は「眠った時間の長さ」ではなく、「途中で目を覚ますことなく眠った時間」が重要です。眠っている途中で何度も目が覚めると、深い睡眠を取ることができず、疲れが取れにくくなります。深い眠りが疲れをしっかりと回復させます。

チェックリスト

良質な睡眠を得るためのポイントをまとめました。以下の項目について今日から意識してみましょう。

  • 朝起きたらしっかり日光を浴び、生活リズムを整えましょう。
  • 寝室を温度18~22℃、湿度50~60%に調整して、快適な環境を作りましょう。
  • 寝る1時間前はスマートフォンやパソコンの使用を控えましょう。
  • ぬるめのお風呂につかる、ストレッチするなどリラックスする時間をつくりましょう。
  • 休日でも就寝・起床時間を決めて体内時計が乱れないようにしましょう。


(参考文献)

  • 1. Nelson KL. et al. “Sleep quality: An evolutionary concept analysis” (Nursing forum, 2022)
  • 2. Lee S. et al. “The association between sleep quality and quality of life: a population-based study” (Sleep Medicine, 2021)
  • 3. Gellis LA. Et al. “Sleep hygiene practices of good and poor sleepers in the United States: an internet-based study” (Behavior Therapy, 2009)

監修医 原口正

宇都宮大学保健管理センター・准教授、学生相談室長

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