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【肉類よりも魚のすすめ】 お魚で頭も体も元気に!

生活習慣改善のポイント 食事(肉類よりも魚のすすめ) | 健診・保健指導のご案内 | 全国健康保険協会

肉類中心の食事だとどうなるの?

 

●肉や魚は重要なタンパク源

タンパク質は、筋肉や臓器など体を構成する主要な成分で、生命活動に必要なホルモンや酵素、神経伝達物質などの原料にもなります。
タンパク質は約20種類のアミノ酸から構成されており、このうち必須アミノ酸は体内で合成できないため、食品からとらなければなりません。
肉や魚は、必須アミノ酸を豊富に含む重要なタンパク源です。

 

●現代人の「魚離れ」が進んでいる

日本の食文化は魚中心でしたが、食の欧米化とともに肉類の消費量が増える一方で、魚の消費量は徐々に減ってきています。こうした現代人の「魚離れ」が進むなかで、生活習慣病の増加が問題になってきています。

 

●肉類中心の食事は血液をドロドロにする!?

肉類中心の食事が生活習慣病につながる最大の原因は、肉類に含まれる脂質にあります。
脂質を構成する脂肪酸には、大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があり、肉類に多く含まれているのは飽和脂肪酸です。飽和脂肪酸には、血液中の中性脂肪コレステロールを増やす作用があり、とりすぎると脂質異常症を引き起こします。
中性脂肪やコレステロールが増えてドロドロになった血液は、血管を傷めて動脈硬化を進行させます。肉類中心の偏った食生活を続けていると、やがて狭心症や心筋梗塞などの心疾患脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患といった命に関わる病気につながることがあるのです。脂質についてはこちらもご覧ください。
肉食中心の食事は動脈硬化をまねく 

 

 

「肉より魚」がすすめられるワケ

 

●魚中心の食事は動脈硬化を予防する

青魚(サンマ、イワシなど)などに多く含まれる脂質は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの不飽和脂肪酸で、血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる作用などがあり、脂質異常症や高血圧、動脈硬化、心疾患、脳血管疾患など、生活習慣病の予防に役立つことがわかっています。
また、DHAには脳の機能を活性化する働きがあるとも言われていますので、魚をもっとたくさんとることが大切です。
特に、中性脂肪、LDL-コレステロールなどの脂質、BMI、腹囲などの健診結果が基準よりも高い場合は、意識して魚料理をとるようにしましょう。まずは、検査結果を確認してみましょう。
魚中心食のメリット 

各検査についてはこちらをご覧ください。

 

 

1日1食は魚を食べよう!

 

●肉と魚をバランスよくとろう

私たちの体にとって肉類も重要なタンパク源ですので、飽和脂肪酸は体によくないからといって、肉類をまったくとらないようにする必要はありません。
これまで肉類中心の食生活をおくっていた人は、肉類を控えめにして、1日1食はメインディッシュに魚料理を取り入れるようにしてみましょう。魚料理は、刺身をはじめ、煮魚や焼き魚など、さまざまな料理を楽しむことができます。

 

●「魚料理は面倒」を克服しよう!

肉類中心の食生活をおくっている人の中には、「調理やグリルの後始末が面倒」という理由で魚料理を避けている人も多いようです。
しかし、切り身や内臓が取り除かれた状態で売られているものや缶詰などを利用すれば、下ごしらえの手間を省くことができます。最近は、電子レンジで簡単に焼き魚をつくることのできる便利な調理器具も売られています。
また、和食ではなく、魚に少量のオリーブ油とハーブ、白ワインなどをふりかけ、フライパンで蒸し焼きにするなど洋風にアレンジすれば、味にも変化がつき、後始末も簡単です。また、オリーブ油を使うことで、体によい不飽和脂肪酸をバランスよくとることもできます。

 

■魚を手軽に調理する工夫

  • 切り身を利用する
  • スーパーなどの鮮魚売り場で下ごしらえをお願いする
  • フライパンや電子レンジを利用する
  • 青魚の缶詰などを利用する