令和02年08月26日
「データヘルス計画」とは
協会けんぽ等の医療保険者は医療費の支払いや健診の実施により、加入者の皆様の健康状態に関するデータを保有しております。これらのデータを分析し、全体的な課題や傾向を把握するとともに、その課題の解消・解決を目的とした事業を実施し、加入者の皆様の健康づくりや疾病対策を効果的に行うための計画です。
≪山口支部の健康課題と目標≫
山口支部の加入者様は全国と比較して血圧リスクの保有率が高く、高血圧性疾患に係る医療費も高いという特徴があります。
この健康課題を解決するために、山口支部では、以下の目標を踏まえたデータヘルス計画を策定しています。
○上位目標(10年以上経過後に達成する目標)として
「高血圧性疾患の外来受診率を全国平均までに減少させる。」
◆補足目標
「血圧保有リスクを減少させることにより、高血圧受診率を減少させる。ひいては、脳血管病の
入院・外来受診率を前年度より減少させる。」
○中位目標(6年後に達成する目標)として
「山口支部の血圧リスク保有率を平成28年度全国平均まで減少させる。」
○下位目標
①健診事業
・令和5年度の特定健診受診率を65%以上にする。
②特定保健指導
・令和5年度の特定保健指導実施率を35%にする。
③重症化予防
・受診勧奨後3か月以内に医療機関を受診した者の割合を12.9%以上とする。
・糖尿病性腎症による人工透析移行者を減少させる。
④コラボヘルス
・健康宣言企業数を毎年度200社増やすとともに宣言企業における健診、特定保健指導等の
指標を向上させる。
・健康保険委員委嘱企業における健診、特定保健指導等の指標を向上させる。
山口支部データヘルス計画の詳細については、こちらをご覧ください。
山口支部データヘルス計画の評価結果については、こちらをご覧ください。