令和03年05月20日
協会けんぽでは、生活習慣病予防健診結果や医療費データをもとに、都道府県ごとの健診・問診結果等の経年変化や比較をレーダーチャートやグラフで見える化した「2019年度支部別スコアリングレポート」を作成しています。(レポートはこちらからご覧いただけます)
レポートから見る協会けんぽ和歌山支部加入者の健康課題についてお伝えします。
なお、順位は、1位が最もリスクが低い(良い)状態です。
和歌山支部の血圧リスク保有者※の割合は、男女ともに、全国平均より高くなっています。
※収縮期130mmHg以上 又は 拡張期85mmHg以上 又は服薬
メタボリックシンドロームのリスク保有者(※1)・メタボリックシンドローム予備群のリスク保有者(※2)の割合が、男女ともに増加傾向にあります。
男性では、約2.5人に1人がメタボリックシンドローム予備群、約4人に1人がメタボリックシンドロームに該当しています。
※1 腹囲リスク該当かつ血圧、代謝、脂質のうち2つ以上のリスクに該当する者
※2 腹囲リスク該当かつ血圧、代謝、脂質のうち1つのリスクに該当する者
飲酒習慣要改善者※の割合は、男女ともに全国平均より高くなっています。
男性は減少傾向にありますが、女性は横ばいです。
※「お酒(日本酒、焼酎、ビール、洋酒など)を飲む頻度」に「毎日」と回答した者の割合と「飲酒日の1日当たりの飲酒量」に「3合以上」と回答した者の割合の平均
協会けんぽでは、健診を受けた結果、メタボリックシンドロームのリスクがある方を対象に、保健師・管理栄養士が事業所様へお伺いし、生活習慣病予防のためのサポート(特定保健指導)を行っています。3~6か月間、食事・運動等について保健師・管理栄養士がアドバイスを行い、生活習慣の改善をサポートしています。特定保健指導の対象となる方がいらっしゃる場合は、事業所様宛に案内をお送りします。ぜひご活用ください。
特定保健指導について詳しくはこちら