全国健康保険協会では、保険者機能の強化・発揮に向け、平成30年4月に第4期の保険者機能強化アクションプランを策定し、加入者の健康増進や医療費適正化に資するため、医療費データ等の分析を推進しています。
今般、加入者の受診行動や医療機関が提供する医療の内容等について、医療費適正化等に向けた情報発信を行うため、保有するレセプトデータ等を活用し、都道府県単位(支部ごと)の地域差を中心に以下の3テーマについて分析しました。
①協会けんぽにおける抗菌薬の使用状況の地域差
②協会けんぽにおける診療時間外受診の地域差
③協会けんぽにおける人工透析の地域差
また、医療費分析を進めるに当たり、協会加入者の支部ごとの年間医療費を診療行為群と疾患群の2つの要素から分解した「医療費構成表」を作成しました。
なお、診療時間外分析の際に使用したレセプト出現比(SCR:全国の性・年齢階級別レセプト出現率を対象地域に当てはめた場合に計算により求められる期待されるレセプト件数と実際のレセプト件数とを比較したもの)も参考資料として掲載いたします。
公表資料
別添1_分析結果の概要
別添2_協会けんぽにおける抗菌薬の使用状況の地域差
別添3_協会けんぽにおける診療時間外受診の地域差
別添4_協会けんぽにおける人工透析の地域差
別添5_参考資料:医療費構成表(抜粋_PDF)
別添5_参考資料:医療費構成表(全体_Excel)
参考_診療行為別SCR(2016年)
照会先
全国健康保険協会本部 研究室
(電話)03-6685-8226