
鶏肉をあらかじめ熱めのお湯で湯せんすることで、肉の臭みが抜け、ソフトな食感になり、程よい塩味もつくのでフライパンで焼くだけで、“オーブンで焼いたような味のローストチキン”を作ることができます。ソースはオレンジマーマレードを使うことで、甘味と苦味、柑橘系の香りが加わり、本格的な味に仕上がります。 |
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<A>
<オレンジグレービーソース>
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密封できるビニール袋に鶏肉とAを入れ、空気を押し出しながら鶏全体が液に浸るようにして、しっかり閉じる。 |
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鍋に2ℓの水を入れ(分量外)、湯せん用に沸かし、60度くらいにする。1を入れて蓋をし、火を消して30分漬けておく。 |
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しっかり野菜を洗い、じゃがいもは皮付きのまま幅5mm程度の輪切りに、にんじんは幅5mm程度の半月切りにする。ブロッコリーは小さめの房に切り分け、沸騰したお湯に塩(適宜)を入れ、4分程度茹でる。 |
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2の鶏肉を取り出し、皮側にこしょうをふる。 |
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フライパンを熱し、中火で鶏肉の皮側を15分間焼く。皮のあぶらが出てきたら、じゃがいも・にんじんを入れて両面をこんがりと焼き、火が通ったら皿に取り出す。鶏肉を裏返して、身側をやや弱めの中火で10分間焼き、肉に火が通ったら、皿に移し、少し冷めてから、お好みの幅にスライスする。 |
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5のフライパンに、水・赤ワインを入れて煮立て、コンソメ、オレンジマーマレード、しょうゆを入れる。かき混ぜながらさらに煮立て、塩・こしょうで味を整える。最後に、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。 |
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皿の中央に鶏肉を置き、野菜を添えて、鶏肉にオレンジグレービーソースをかける。 |

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鶏肉をあらかじめ30分湯せんすることで、程よい塩味と水分が肉に入り込みます。 |

鶏肉 |
エネルギーを作り出す際に必要なビタミン、ナイアシンを多く含みます。ナイアシンは、アルコール分解にも必須です。 |
ブロッコリー |
造血作用のあるビタミン葉酸と抗ストレス作用のあるビタミンCを多く含みます。 |
赤ワイン |
抗酸化作用のある色素、ポリフェノールを含んでいます。そのほか眼精疲労回復、造血作用、認知症予防など、さまざまな効果が期待できます。 |
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[レシピ考案・監修]管理栄養士 荒木 直子 |