「ホタテといんげんの卵とじ」
1人前 175kcal、塩分1.8g
新年度の新しい環境にも慣れ、何かと忙しいこの季節、パソコンでの作業等により知らず知らずのうちに目を酷使している方も多いのではないでしょうか。そこで今月は、疲れ目やかすみ目予防に役立つレシピをご紹介します。

<材料> 2人分
- ホタテ貝柱 大4個
- いんげん 100g
- 卵 大2個
調味料
- だし汁 3/4カップ
- みりん 大さじ1と1/2
- うす口しょうゆ 大さじ1
<作り方>
- ホタテは厚みを2~3等分に切る。いんげんはヘタを切り落とし、斜め薄切りにする。卵は溶きほぐす。
- フライパンに調味料の材料を入れて煮たて、いんげんを入れる。再び煮たったらホタテを加える。溶き卵をまわし入れてふたをし、半熟に煮えたら火を止める。
- そのまま2分ほど蒸らしたら出来上がり。

<おいしくヘルシー! そのポイント>
ホタテは、網膜細胞の機能を正常に保ち、目の疲れを緩和するタウリンが豊富です。いんげんは、体内でビタミンAに変わるβ-カロテン、視力向上をもたらすビタミンB群の両方を含んでいます。卵には身体づくりの基本となる細胞や細胞膜に欠かせないコリンを含んでいて、目の健康をサポートします。

土屋 史子 プロフィール
料理研究家・栄養士・雑穀エキスパートとしても活躍中。香川栄養専門学校栄養士科卒業。銀座プランタン料理講座で有名シェフや料理研究家の助手をつとめ独立。N H K「きょうの料理」の料理スタッフも経験。現在、少人数制の料理教室「F's Kitchen」(杉並区)を主宰する他、企業へのフードアドバイス、栄養指導、調理道具などの商品開発も手がける。昨夏発売の「《にんべん》のかつお節レシピ」(講談社刊)ではほとんどの料理を手がけている。身近な素材で誰でも簡単に作れるレシピが好評。