栃木支部 第3期保健事業実施計画(データヘルス計画)
全国健康保険協会では、保健事業の推進を図ることを目的として、的確なデータ分析と目標の設定、それに基づく計画策定と事業の実施、成果の評価のみならず、改善のための評価と見直しを適正に実施するため、各都道府県支部において、保健事業実施計画(データヘルス計画)を策定しています。
栃木支部のデータヘルス計画
栃木県民の健康課題として、
「生活習慣病が主な要因とされる心疾患や脳血管疾患の死亡率が全国より高い」
・・・という現状があります。
そのため、栃木支部では、「ヘルスリテラシーを向上させることで、子どもから高齢者まで、全ての県民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会を実現し、健康寿命の延伸等を図る」ことを目的として以下のとおり、第3期データヘルス計画を策定し、健康課題の解決に向けて、事業主や加入者の皆さまと共に取り組んでまいります。
計画の概要
【健康課題・目標イメージ】「第3期保健事業実施計画(データヘルス計画) 健康課題・目標イメージ」について詳しくは
こちら
【6年後に達成する目標】 メタボリスク保有率及びメタボ予備群の割合を改善する。特に健康リスクや死亡率が急上昇する50歳代前半のメタボリスク保有率及びメタボ予備群の割合(R6推計値_男性48.2%、女性13.4%)を令和3年度の割合(男性46.7%、女性13.1%)未満に改善する。
【具体的な取組み等】○健診
・若年層に対する生活習慣病予防健診受診勧奨
・「医療業・保健衛生」に対する事業者健診データ取得件数の向上
・受診率の低い大規模自治体との連携等による特定健診受診率の向上
○特定保健指導
・禁煙支援のための事業所介入事業
・「道路貨物運送業」に勤務する従業員の特定保健指導実施率の向上
・外部委託医療機関契約数の拡大等による実施者数の増加
○重症化予防
・「その他の運輸業」に勤務する従業員への早期受診勧奨
○コラボヘルス
・とちぎ健康経営事業所の認定数拡大
・宣言事業所の業態別の構成割合の平準化