協会けんぽでは、加入者の皆様の健康増進のため、生活習慣病予防健診の受診を一層推進しておりますが、生活習慣病予防健診を利用せず、労働安全衛生法の定期健康診断を利用されている事業主様に対しては、定期健康診断の結果データの提供を求めております。
○ 定期健康診断の結果データをご提供いただきますと、生活習慣病予防健診を受診していなくても、協会けんぽ栃木支部の保健師、管理栄養士によるメタボリックシンドロームに着目した特定保健指導(PDFファイル)を無料で利用できます。
○ インセンティブ制度の評価指標の1つである「特定健診等の受診率(件数)」に反映され、健康保険料率の軽減につながります。(インセンティブ制度の詳しい内容についてはこちら)
○ 国が定めた特定健診の受診率および特定保健指導の実施率の目標を達成することで後期高齢者支援金の負担率が抑えられ、健康保険料率の上昇の抑制につながります。
○ マイナンバーカードによる健康保険証利用の申込をされた方は、マイナポータルを通じて、健診結果を閲覧できるようになります。受診者本人が経年的な健診結果を閲覧することでご自身の健康増進に役立てるだけでなく、ご本人様の同意のもとに、医療機関での診察や薬局での処方に活用することも可能になります。
※定期健康診断結果については事業主等から協会に提供され、特定健康診査の項目がそろっている場合に限ります。
定期健康診断の結果データの提供の依頼は、「高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)に基づくものです。
事業主様が協会けんぽにデータを提供しても、法律に基づき実施しているため「個人情報の保護に関する法律」(平成15年法律第57号)に関して責任を問われることはございませんし、労働者本人の同意は不要です。
(以下条文一部抜粋)
協会けんぽに加入しているご本人様(被保険者)で、40歳から74歳までの方
※年度内に協会けんぽの「生活習慣病予防健診」を受診されている方、または受診予定の方を除く。
(1)基本データ
氏名(カナ)、生年月日、性別、健診受診日、健診機関名、被保険者証の記号・番号
(2)健診項目
身長、体重、BMI、腹囲、血圧、脂質(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール又はNon-HDLコレステロール)、空腹時血糖又はヘモグロビンA1c又は随時血糖、肝機能(GOT、GPT、γ-GTP)、尿検査(尿糖、尿たんぱく)
(3)問診票項目等
既往歴、服薬歴、喫煙歴、自覚症状、他覚症状、メタボリックシンドローム判定、医師の診断(判定)、医師氏名
定期健康診断の結果データをご提供いただく方法として、3通りの方法がございます。
1. 健診実施機関が協会けんぽ栃木支部とデータ提供の契約を締結している場合
2. 健診実施機関が協会けんぽ栃木支部とデータ提供の契約を締結していない場合
3. 事業主様より、所定のデータ形式で協会けんぽへ提出していただく場合
①事業所様より、定期健康診断の結果データの提供に関する「データ提供依頼書(同意書)(PDFファイル)」を協会けんぽ栃木支部へご提出いただきます。
②データ提供依頼書(同意書)に基づき、健診機関より協会けんぽ栃木支部に健診結果を提供していただきます。
こちらの提出方法は、健診実施機関が協会けんぽ栃木支部と契約を締結している場合に可能となります。
→「データ提供依頼書(同意書)」の提出によりデータ提供が可能な健診機関はこちら
事業所様より、紙媒体(健診結果票の写し)を協会けんぽへご提出ください。
ご提供いただける際、健康診断結果に上記「提供いただく項目」の(3)問診票項目等に不足している項目がある場合、または特定健診検査項目以外の検査項目がある場合は、下記「特定健診質問票兼同意書」「健康診断結果票の写しの提供について(送付書)」を健診結果票と一緒にご提出願います。
●「健康診断結果票の写しの提供について(送付書)(PDFファイル)」
協会けんぽのホームページより、データ作成用のツールをダウンロードしていただき、ツールを使用して、対象となる方の健診結果を入力していただきます。
定期健康診断の結果データをご提出いただくまでの流れはこちら(PDFファイル)をご覧ください。
なお、データ作成料として350円(税別)をお支払いするため、別途覚書の締結が必要となります。詳細については、下記お問い合わせ・ご連絡先までご連絡ください。
お問い合わせ・ご連絡先
全国健康保険協会 栃木支部 保健グループ
TEL 028-616-1695