平成30年05月18日
医療保険者が健康診査の結果や診療報酬明細書等から得られる情報、各種保健医療関連統計資料その他の健康や医療に関する情報を活用し、費用対効果の観点も考慮しながらPDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るために策定する計画です。
埼玉支部の生活習慣病に関係する医療費や健診結果データの調査の結果、以下のような課題があることがわかりました。
加入者の皆様のQOL(Quality of Life)の向上のため、埼玉支部は平成30年度からの第二期データヘルス計画において、糖尿病の重症化予防を中心とした計画を策定し、県、市町村、各種団体、医療機関、事業所など関係する皆様と様々な連携を行い、健康寿命の延伸・医療費適正化の取組みを行っています。
県・医師会・医療機関と連携し、糖尿病の重症化リスクが高い対象者に“糖尿病重症化予防プログラム”を提供し、リスクの低減を目指します。
健診結果で要治療と判定された対象者への治療勧奨を行い、重症化を予防します。
喫煙及び受動喫煙の対策を推進し、喫煙及び受動喫煙による糖尿病・高血圧の重症化リスクの低減を目指します。
保健事業の推進には、事業主の理解と協力が不可欠であることから、事業主と連携した職場における健康づくり(コラボヘルス)を実施しています。また、健康経営の推進には自治体や関係団体などと連携し「オール埼玉」での支援体制を構築しています。
事業者健診結果データの取得の推進や集団健診の実施を中心とした具体的な対策を実施し、受診率の向上を図ります。
対象者にとって特定保健指導を受けやすい環境の整備を中心とした対策を実施し、実施率の向上を図ります。
※協会けんぽ埼玉支部のデータヘルス計画について詳しくはこちらをご確認ください。