健診後のフォロー(受診勧奨)で従業員を守りましょう
令和06年05月10日
健診は受けて終わりではありません。
健診結果で血圧・血糖・脂質の値が「要治療」と判断されても、放置してしまうと心臓病や脳梗塞などの命にかかわる深刻な病気を引き起こす恐れがあり、大変危険です。
事業所様におかれましても、従業員の皆様の健康を維持するため、ぜひ有所見者への受診勧奨にご協力をお願いいたします。
事業所にとって、受診勧奨を行うメリットは?
従業員の健康は、「会社の利益」につながります。
病気が重症化する前に医療機関へ受診することで、健康リスクを低減することができ、健康で長い間働き続けることができることから、ひいては事業所の生産性向上につながり、結果的に業績向上にもつながります!
協会けんぽにおける受診勧奨の基準
協会けんぽと一部の健診機関では、健診受診後に一定期間経過しても医療機関へ受診されていない方に対し、口頭・電話・ハガキ・文書による方法で受診勧奨を行っています。
委託健診機関はこちら→ 受診勧奨実施健診機関一覧
協会けんぽにおける受診勧奨の基準は以下のとおりです。
以下の基準をもとに、治療が必要な方へ積極的なお声がけをお願いいたします。
血圧 |
血糖 |
脂質 |
||
収縮期血圧 |
拡張期血圧 |
空腹時血糖 |
HbA1c |
LDLコレステロール |
160mmHg以上 |
100mmHg以上 |
126mg/dL以上 |
6.5%以上 |
180mg/dL以上 |
「従業員に対する受診勧奨文書」をぜひご活用ください!
従業員への受診勧奨にご活用いただける勧奨文書を作成いたしました。
受診後の健診結果を簡単に記入して提出する様式になっているため、どの事業所様でもご利用いただけます!
従業員の健康維持のために、ぜひご活用いただきますようお願いいたします。
受診勧奨文書はこちら