【高血圧対策】塩分をとりすぎると...
血圧とは?
「血圧」とは、心臓から送りだされた血液が血管の壁を押す圧力のことです。
心臓が収縮して血液を全身に送り出すときの圧力を「収縮期血圧」といい、
心臓が拡張して再び血液が心臓に戻るときの圧力を「拡張期血圧」といいます。
血圧が一定以上高い「高血圧」の状態が続くと、血管壁に強い圧力がかかり、
血管壁を傷つけます。
高血圧になると...
通常、高血圧には自覚症状がほとんどありません。
知らない間に血管に負担がかかり動脈硬化が進行し、以下のような疾病を引き起こすリスクが
高まります。
健診の結果「高血圧」と診断されても、自覚症状がないからと放っておくと、命にかかわる
病気を招く恐れがあります。
高血圧症は別名「サイレントキラー」ともいわれています。
高血圧と食塩の関係
塩分を摂りすぎると、血液中のナトリウムの濃度が高くなるため、体内のナトリウムと水分の量を
調整しようと体内に水分がため込まれます。
これにより、心臓に送りこまれる血液量が増え、血管にかかる圧力が増し、血圧が上がります。
しょっぱいものばかり食べていると、常に血管に圧力がかかっている状態で大変危険です。
塩分の取りすぎには気をつけないといけません。
食塩を摂りすぎてしまったら”カリウム”が効果的
カリウムには、摂りすぎた塩分を排出する作用があります。
塩分が多く含まれる食品を多く食べる場合は、積極的にカリウムを摂るように
意識してみましょう。
※腎機能が低下している場合はカリウムの摂取量に注意が必要です。