「ピリ辛ゴーヤチャンプルー」
1人前 292kcal、塩分1.9g
8月に入り、これからが暑さの本番! 残暑も考えると9月の終わり頃まで暑い日々が続くかもしれません。そこで今月は夏バテを防ぎ、元気に暑さを乗り切るためのレシピをご紹介。豆板醤を使ってピリ辛に仕上げたゴーヤチャンプルーは、ビタミンCが豊富なゴーヤはもちろん、ビタミンB群が豊富で疲労回復に効果的な豚肉も使っています。
<材料> 2人分
- ゴーヤ 小1本
- 塩 小さじ1/3
- 豚うす切り肉 80g
- 木綿豆腐 1/2丁
- にんにく 1片
- ミニトマト 6個
- 卵 1個
- ごま油 大さじ1
- かつお節 適量
調味料
- A{ しょうゆ 大さじ1/2、酒 大さじ1/2、豆板醤 小さじ1/2 }
- 塩・こしょう 少々
<作り方>
- ゴーヤは縦半分に切って種とワタを除き、5mm厚の半月切りにし、塩でもんで水気を絞る。
豚肉はひと口大に切る。
豆腐は、キッチンペーパー等に包み、皿などの重しをしてしばらく置き、固めに水切りする。
にんにくはうす切りにする。
卵は割りほぐし、塩・こしょう少々を混ぜる。
- フライパンにごま油とにんにくを入れて弱火で炒める。香りが出たら豚肉を炒め、ゴーヤとミニトマトを加えて炒め合わせる。
- 豆腐を手でくずしながら加えてさらに炒め、{A}を加えて調味する。
- 卵をまわし入れて強火で炒めて全体にからめる。
- 器に盛り、かつお節をふりかける。

<おいしくヘルシー! そのポイント>
豆板醤を使ったピリ辛仕上げのゴーヤチャンプルー。カラフルな彩りで見た目にもおいしく、食が進みます。豚肉はビタミンB群 が豊富で疲労回復に効果的です。にんにくのニオイ成分アリシンにはビタミンB1の吸収を高める働きがあるほか、ゴーヤはストレスで消耗されやすいビタミンCを含んでいます。

土屋 史子 プロフィール
料理研究家・栄養士・雑穀エキスパートとしても活躍中。香川栄養専門学校栄養士科卒業。銀座プランタン料理講座で有名シェフや料理研究家の助手をつとめ独立。N H K「きょうの料理」の料理スタッフも経験。現在、少人数制の料理教室「F's Kitchen」(杉並区)を主宰する他、企業へのフードアドバイス、栄養指導、調理道具などの商品開発も手がける。昨夏発売の「《にんべん》のかつお節レシピ」(講談社刊)ではほとんどの料理を手がけている。身近な素材で誰でも簡単に作れるレシピが好評。