さわらのごま味噌マヨ焼き
1人前330kcal 塩分2.1g
花粉の季節というと春先というイメージがありますが、実はスギ花粉の飛散は2月上旬から始まります。そこで今月は花粉症対策におすすめのレシピをご紹介。アレルギー症状を緩和するDHA・EPAが多く含まれるさわらを、味噌マヨ焼きで仕上げたご飯が進む一品です。
<材料> 2人分
- さわら 2切れ
- 赤パプリカ 1/4個
- 黄パプリカ 1/4個
- ベビーリーフ 適宜
調味料
- A{ 塩 小さじ1/6、酒 大さじ1 }
- B{ 味噌 大さじ1、マヨネーズ 大さじ2、白すりごま 大さじ1 }
<作り方>
- さわらは{A}をふり10分ぐらいおいておく。
パプリカは種とワタを取り、食べやすい大きさに切る。
- さわらの水気をふきとり、魚焼きグリルに並べて両面を八分通り焼く。
- 2.に{B}をぬり、焦げ目がつくまで2~3分焼く。
グリルの空いているスペースにパプリカものせて一緒に焼く。
- 皿に盛り、ベビーリーフをそえる。
<おいしくヘルシー! そのポイント>
さわらに多く含まれるDHA・EPAにはアレルギー症状を強める脂肪酸のはたらきを消す作用があります。味噌は免疫システムを正常化させるとされる乳酸菌を含み、彩りを添えるパプリカは、アレルギー症状を強める活性酸素に対抗する抗酸化ビタミンのビタミンA・ビタミンCを含んでいます。
土屋 史子 プロフィール
料理研究家・栄養士・雑穀エキスパートとしても活躍中。香川栄養専門学校栄養士科卒業。銀座プランタン料理講座で有名シェフや料理研究家の助手をつとめ独立。N H K「きょうの料理」の料理スタッフも経験。現在、少人数制の料理教室「F's Kitchen」(杉並区)を主宰する他、企業へのフードアドバイス、栄養指導、調理道具などの商品開発も手がける。昨夏発売の「《にんべん》のかつお節レシピ」(講談社刊)ではほとんどの料理を手がけている。身近な素材で誰でも簡単に作れるレシピが好評。