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野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維といった健康に欠かせない栄養素を豊富に含んでいます。これらは、毎日の食事からとらなければなりません。 日本では、野菜は1人1日あたり350g以上とることを推奨されていますが、現状を見てみると平均で280g 程度しかとれていません。世代別では全ての年齢層で不足していて、とくに20~40歳代の若い世代で野菜不足が目立ちます。 これは将来、生活習慣病を発症する大きなリスクの1つといえるでしょう。 |
※厚生労働省『平成23年国民健康・栄養調査』より
野菜不足の原因として考えられるのは、欧米化した食生活です。肉類中心の欧米食では野菜を十分にとることが難しくなります。さらに、若い世代では朝食を食べなかったり、昼食はハンバーガーやラーメン、丼ものなどですませたりすることも、野菜不足の原因といえます。 |
野菜不足は、便秘、肌荒れ、肩こりやイライラなど体にさまざまな不調をもたらします。 さらに、高血圧や糖尿病、脂質異常症、動脈硬化など生活習慣病のリスクが高まります。 |
野菜に含まれる栄養素、成分には次のような生活習慣病予防・改善の効果がありますので、野菜を多くとることが重要です。また、野菜を先に食べることで、糖分の吸収が遅くなり、血糖値が上昇しにくいこともわかっています。 |
カリウム(ミネラルのひとつ) | 塩分の排出を促す作用で、高血圧予防のための減塩効果がある |
食物繊維 | コレステロールや糖質の吸収を抑える作用で、肥満や急な血糖値上昇を防ぐ効果がある |
緑黄色野菜の色素成分 | 強い抗酸化作用で、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の酸化を防ぎ、動脈硬化予防に役立つ |
野菜不足が課題となっていますが、平均すると1人あたり1日280gの野菜を食べています。平均量をとっている人は、あと70g意識して野菜をとれば目標量である350gを達成できます。70gの野菜というとトマトでは1/2個、玉ねぎでは1/4個、キャベツでは葉の1~2枚程度ですから、決して難しい量ではありません。 とくに健診結果で血圧、脂質、血糖値などが基準より高い場合は、意識して野菜をとるよう心がけましょう。 |
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野菜は1種類に偏らず、旬の新鮮なものをバランスよくとることが大切です。また、1日350gのうち、120gは緑黄色野菜を取り入れるのが理想です。 とくに生活習慣病の予防・改善を意識して野菜を選ぶようにするとよいでしょう。 |
カリウムを多く含む野菜 | ほうれん草・ニラ・春菊など |
食物繊維を多く含む野菜 | ごぼう・切干大根・西洋かぼちゃなど |
緑黄色野菜 | トマト・赤ピーマン・ニンジン・小松菜・ブロッコリー・ピーマンなど |
日頃、あまり野菜をとっていない人も、ちょっとした工夫で、もっと多く野菜をとることができます。 |
※野菜を使った料理については、「季節の健康レシピ」でも紹介しておりますので、ご覧ください。